2018年01月23日
古事記の読後感

2018.1.15 お座り
竹田恒泰さんの「現代語 古事記」を読んでいる。初代の神武天皇まで読み終えた。
昔、学校で習ったのでしょうか。いくつかの名前は記憶にあるが、古い順とかは一切覚えていなかった。この本を読んでそうだったのかと感心しながら読んでいる。
例によって、雑い読み方で拾い読みです。最初読んだ時はほとんど頭に入らず、止めようかなとも思ったが、最初から読み返すとようやく、時系列的にも内容も理解できるようになった。
地元の日吉大社の神様もわかった。神社の「ご由緒」で「なんとか神」と紹介している事情もやっと理解した。
以前に「神道のすべて」(日本文芸社)という本を買って読んだ「ふり」をしたことがある。今、パラパラめくってみると、神様の部分の説明は100%理解していなかったと思う。「現代語 古事記」を読んだ後でも理解がついていかないので、「神道のすべて」の本は難しいということのでしょう。
「現代語 古事記」は恐らく竹田説も盛り込んでの説明ゆえわかりやすいのでしょう。
天照大御神・イザナキノカミ・イザナミノカミ・須佐之男命・大国主神・神武天皇の系統、三種の神器、日本最初の和歌、因幡(稲羽)の素兎(しろうさぎ)、人の寿命、天皇不親政の法則、大国主神と出雲大社、天尊降臨など色々と教えてもらいました。神が命(ミコト)を経て天皇になるというのは興味深い。
神武天皇実在論も面白いです。神話の面白さを改めて知った。天皇を知る、いい教材なのかもしれません。