2018年11月20日

日本の歴史を振り返る その15


2018.11.19 「目からウロコの日本の歴史」15章10話から

「目からウロコの日本の歴史」は15章も視聴が終わり、一気に総集編の16章も見終えた。

15章ー9話;「日本の停滞のきっかけオイルショック」 と15章ー10話; 「ひとつの時代の終わり」 でいくつか気になる文言が出てきた。

15−9話; デフレが今も続いているという内容だが、これらの話の中で ① オイルショックで損した人が多いが必ず得した人がいる。ところが、そのお金が国外で使われているから、日本の活力に生かされていない。ーー 内部留保分を国外で消費していると理解 ② 移民の導入も結局はお金の国外流出だ(グローバル化推進) ③ 消費税アップも景気を後退させるだけでしょうーー 政治家や官僚の行動を嘆く

この9話の話は偶然にも最近取り上げた、デフレ対策とか消費税アップとか、インフラ投資などとダブってきたのでびっくりした。このシリーズは2016−2017年公開だったので、その時点ですでに「デフレ対応」につき大いに話題になっていたということだ。いかに自分がノーテンキであったかと改めて不甲斐なさを感ずる。

15−10話は昭和天皇の崩御を振り返る話で、画像にあるような「天皇陛下とマッカーサー」との会話がメインであった。この内容は他の歴史の本で要点のみ知っていたが、改めて読んでみると、天皇陛下の思いがよく伝わり一言「すごいな」とスケールの大きさを思う。マッカーサーの驚きも伝わるし、彼が後日アメリカの議会で「日本の参戦やむなし」と語ったのもわかるように思う。

「目からウロコの日本の歴史」を見終えて思うこと;
小名木さんの講義を聞くのは初めてだ。キャスターの神谷宗幣さんがいうように小名木さんの解釈の歴史解説だ。ついていけない部分もあったが、いろんな個々の情報もあり大いに参考になったと思う。従来の歴史書は事実の羅列ゆえ単なる暗記案件にすぎないが、皇室史観、前後の状況などを踏まえた出来事の解釈など非常に面白く視聴できた。

いまの教科書の大半は偏った歴史観(WGIPの制約など)をベースに記載されており、加えて周辺諸国も考慮した内容となっている。竹田恒泰さんが中学生用の歴史教科書を作成し、検定結果もでたようです。恐らく検定不合格のはずですが、その不合格の内容含めて出版する計画があるとのこと、不合格内容がわかり面白いと思われる。

残りの人生を日本人としての誇りを持って生きるか、それとも自虐人生で過ごすか、個人個人の判断だ。わたしは日本人のすばらしさを振り返りつつ、そうありたいと願って生きていきたい。
  

Posted by まめちるたろう at 03:52Comments(0)ネット日本歴史