2018年11月18日

インフラの重要性


2018.11.17 比良・堂満岳山頂付近・紅葉は終わり

百田さんの「日本国紀」を本箱にしまった状態で、優先順位の高いと判断した「歴史の謎はインフラで解ける」を雑く読み終えた。

面白かった、に尽きる。インフラはまさに消費税アップと同じような次元の日本の存亡に関わる重要なことと認識できた。

これまでは「コンクリートから人」とまでは言わないまでも、汚職の元であったし、なぜ、ガラガラの高速道路や新幹線を作るとか、なぜさらにリニアカーなのかと疑問に思っていた。

この本で答えは出た。結論は日本を残すためです。

本の内容の私なりの理解は、
1. 土木を展開せんとする者は皆、社会・経済・文化・歴史に対する深い「教養」が必要不可欠である。
2. 日本は災害を抱えた国ゆえ、事前にお金を投入しないと数百倍の被害を受けるゆえ、日本は滅びるだろう。
3. 東京一極集中や太平洋ベルト集中は災害時には逃げ場がないこと、地方が発展から取り残されているという問題あり。
4. この打開には、高速道路網、新幹線構想、青函トンネル増設が必要。ーーー 地方の活性化 ーーー これが歴史の教訓
5. 東京ー大阪間のリニアーカー実現ーー 東京のみでなく名古屋・大阪に分散

こんなところです。要は土木にお金を使うということ。これが、国債発行と関係付けられる。建設国債ゆえ問題ないはずなのに誰が反対しているのだろう。

もし、石破さんのいう地方活性化が上の視点にたった言い分なら尊敬するのだが。

デフレ脱却はこの話題とくっつくと解決しそうな気がするが。

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きのうは比良・堂満岳に、登りの途中で時雨に会ったものの山頂からは琵琶湖を望めました。
久し振りの山頂から金糞峠への道、こんなに長く荒れていたのかなーと感心しきり。シャクナゲの蕾は5割くらいでしょうか。
来年の春の開花が楽しみです。
  

Posted by まめちるたろう at 03:14Comments(0)災害日本歴史