2018年10月08日
中学社会・新しい歴史教科書

2018.10.3 比良・自然林
手元に山川出版社の「詳説・日本史図録」を置きながら、自由社の「中学社会・新しい歴史教科書」を読んでいる。中学の教科書を読む事態になるとは思っていなかった。
古代を読み終えた段階だ。山川出版社分は教科書ではないので比較することに無理があるが、聖徳太子の位置付けがほとんど目立たないことは気になる。自由社の教科書では、本文込みの「十七条憲法」(ー和を尊ぶ考えの盛り込み)や隋との対等な関係を表す「東の天皇慎みて西の皇帝の申す」(ー臣下ではないことを表す、天皇という称号の始め。)という遣隋使に持たせた手紙の説明がある。また、日本という国名の制定(飛鳥浄御原令)の説明の有無も気になるところー自由社はあり。
また、先日も触れたように、偉大な女流作家の存在に加え、飛鳥・天平・国風(平安)という大きな文化の存在にも関わらず、周辺国を考慮して古代に位置付けるというのはどう見ても無理がある。当時の自民党内閣は歴史を知らなかったということでしょう。
古代の最後のページに意見交換会という項目があり、その一つは神話にある日本人の思想と「十七条憲法」との対比でした。
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SakuraSoTVで「秋の特別対談」ということで高山正之さんと馬渕睦夫さんが対談相手として登場していた。
骨子だけいうと、高山さんは元々アメリカに批判的なコラムニスト、その理由は取材を通じてえげつないアメリカの手口を体験してきたから。でもそのえげつない手口をなくそうとしているトランプさんゆえに応援したいという主旨。
馬渕さんは元ウクライナ大使で、ソ連は全く大した国ではないのに、なぜ、世界から注目されたのかに疑問を持ち、アメリカの裏社会(ディープステート・グローバリズム)がコントロールしていることを掴んだ。が、トタンプさんはその裏社会に挑み、アメリカは当然として、北、C国、イラン、イスラエル、ウイグルなどの民衆(民族主義)の利益を犯す勢力と戦っている。C国については党を本気で潰すことを目論んでいる。
発端となる出来事は違っていますが、お二人ともトランプさんの活躍を支援する側でした。
アメリカのマスコミは民主党政権時のご利益を求め反トランプに躍起です。最高裁判事?候補のガセネタ(セクハラ)は嘘と判明。日本のマスコミは自分で取材せずアメリカマスコミに右に倣えです。高山さんは過去のサンケイの海外支局の経験から海外ネタのいい加減さを指摘しています。