2018年02月09日

八重山日報のこと


2018.2.7 八重山日報のHPより

先日の記事の続編です。これまでも沖縄の二紙の記事内容については触れてきた。本日は異端ともいうべき八重山日報のこと。

そもそもなぜ沖縄なのかということも、これまで何回か触れてきたが、一言でいえば本土の野党が沖縄の与党となっている県であり、マスコミも沖縄の与党寄りという特殊な地域である。

従って、この地域で県民の得られる情報はものすごく偏った情報になることは容易に推定できる。

八重山日報は石垣島に会社があり、八重山諸島向けの地方新聞だったが、昨年4月沖縄本島にも販売を始めた。が、いろんな背景(来て欲しくない勢力の邪魔でしょう)から伸び悩んでいる新聞である。尖閣諸島に近いという事情でC国の脅威を身近に感じている新聞。サンケイと提携。

いま読んでいる某雑誌で八重山日報の編集長・仲新城(なかあらしろ)さんの記事があり、興味深く読めた。タイトルは「対中最前線・国境の島からの報告ー弱者という名の権力ー沖縄メディアの正体」。以下、記事からの抜粋。
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二紙のひとつ「沖縄タイムス」の編集局長(当時); 沖縄メディアは過激なほどの「反基地」報道を正当化するため、常に「自分たちは弱者の味方だ」と主張している。在沖米軍の事件・事故で虐げられる県民の声を代弁している自分たちこそ正義がある。邪悪な権力者である日米両政府の言い分などまともに取り上げる必要はない。ーー2015年毎日放送ドキュメンタリー番組での発言。

八重山日報のスタンスは写真にあるように、「米軍基地負担をいかに軽減するかという課題を抱えながらも公正な報道と適切な論評を」で米軍の事故には厳しい目で批判するが、他については原則両論併記に徹する。

FM放送への圧力問題(我那覇真子さんの「沖縄防衛情報局」)、ニュース女子への批判問題(反基地闘争の実態)についても沖縄二紙や既存マスコミの扱いに対しいろんな疑問点を言及。
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要は八重山日報は沖縄県民のスタンスで両論併記がモットーの新聞です。1/29の記事の二紙の一つ琉球新報の社是や綱領を参照ください。
  

Posted by まめちるたろう at 04:38Comments(0)マスメディア