2019年09月26日
壊れた社会・壊れた国家
2019.9.24 チャンネル桜・三橋さんの引用資料.。
このタイトルはお隣の国ではなく日本のことを言っている。
まず、三橋さんを紹介したいと思う。彼はあまりにもズバリいうので嫌いな評論家?の一人であった。モリカケが大騒ぎの時も平然と安倍批判を展開していた。批判の内容は消費税やグローバリストとしての行動に対してだ。時期が時期だけにずれたことを言う人という悪い印象の人物。
でも、消費税のことを勉強するにつれ、もっともな意見をいう人と評価が変わってしまった。
この延長の人ゆえ、過激なタイトルだが、最初の図ですでに「なるほど」という解答が出ている。
千葉の停電騒ぎの時に対応が遅いと県民が東電の社員に噛み付く事態が頻発したようだ。この事態のことはルサンチマン・プロパガンダという。国民同士のいがみ合いのこと。支配する人間が被支配者に使うテクニックの一つらしい。
結論的にはいがみ合うのはやめようということ。なぜなら、東電社員も少ない要員で恐らく寝る間も惜しんで対応しているはず。非難の対象は彼らではなく東電の経営者であり、そのような事態にさせた政治家たちだ、というのが三橋さんの意見。
そしてきわめつけは冒頭の図だ。いつの間にか日本は組織への貢献に生きがいを感じなくなっている。これは給料を上げないで内部留保を増やすとかいろんな場面で社員が会社を観察して評価しているということでしょう。
かと言って経営者が100%悪いわけではなく、そういう仕組み(経営者が自己防衛でそうせざるを得ないとか)を作ってきた政治が悪い、さらに言えば、政治家を選んだ国民が悪いということになるかもしれない。
三橋さんの結論は二つ。デフレ解消で景気を良くしよう、国民同士で避難し合うのはやめよう。日本人の特質がなくなる(冒頭の図)ような政治は悪と言い切れる。
蛇足だが、国民分断作戦は日本を支配しようとする国にとっては必須の作戦であることは言うまでもない。
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昨日の比叡山のお花鑑賞報告は明日に。