2019年09月24日

観光立国の考えの是非


2018.9.24 京都・真如堂

観光立国批判めいた記事は数回書いた記憶はあるが、今回はたまたま対馬に絡んだ記事2件視聴したので再度まとめてみた。

私も以前は観光立国は良かれと思っていた。企業はコストのかからない国に生産拠点を移していく。これに伴い日本が沈滞化するゆえ、海外の人に日本文化を見てもらおうなどと呑気に考えていた。

でも結論的には消費税アップに伴う景気の後退、デフレの促進が企業の離反の根源と思えるようになってきた。そもそも国の維持を考えると、食料の自給自足、産業の振興・活性化が基本で、それらを維持するために国の防衛、福祉、高齢化対策などが出てくるはず。

もっと基本的には日本人は「食料の自給自足、産業の振興・活性化」をやり遂げる能力があるはず。観光に頼る必要はない。

グローバリズムの浸透で世界で分担すればいいなどの考えは格好はいいが、世界を支配しようとする人種がいるかぎりは無理。

尖閣や竹島や対馬が好例だろう。先の紹介の記事はあからさまに対馬の確保を狙っている。まずは国土の確保・維持、次に観光客も受け入れるが順序。

北海道や沖縄も対馬ほどではないが似たような地域になっている。日本国土として維持するにはやはりインフラが必要。特に北海道に新幹線とか思い切った方策をしないと、北方四島も近くにはならない。一方、沖縄は相当な予算が組み込まれているはずだが、どこに消えているのか。沖縄の知事は独立発言もしているし、対馬並みにどこぞが支配してしまっているのか。北海道もチャンネル桜が指摘するように独立という言葉がまかり通る風土の状況。

さて、ではその資金はどこから持ってくるか、建設国債だ。消費税増税はだめ。景気後退になることは皆、分かっている。分かっているから軽減税率なる邪道対策が存在する。景気後退は観光立国依存の道につながっている。
  

Posted by まめちるたろう at 03:24Comments(0)ネット日本