2019年06月14日
京都の大学めぐり(鴨川沿い)

2019.6.12 同志社 クラーク記念館
会社OB行事「日本人の心視て歩き」で鴨川沿いの大学の施設、記念碑および工程途中の梨木神社と廬山寺を訪れる。
同志社のハリス理化学館、京都大学の百周年時計台記念館にあるそれぞれの大学の歴史を残しています。空襲がなかったことが幸いしているのでしょう、多くの遺産が残っているようです。
梨木神社と廬山寺は初めてでしたが、それぞれ京都3名水の一つとか紫式部が源氏物語を執筆したところとして有名とのこと。
立命館は今は衣笠とか他県にも分散しているが、かつては鴨川沿いにあったのでしょう、2箇所に記念碑がありました。
最後に京大の総合博物館に訪れたが、立派な施設です。閉館まで30分という事情で考古学と芦生の森のブースのみを見てきた。恥ずかしながら京都に博物館があるとは知らなかった(注;国立博物館もある、単なる無知)ので、いずれ余裕ができたらゆっくり回りたいと思った次第。
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以前から紹介している「中学歴史・平成30年度文科省検定不合格教科書」(竹田恒彦 著)をゲットした。正規ルートでの購入ゆえ、法外な値段ではない。1800円+送料のみ。
ざっと見た感じでは百田さんの「日本国紀」と同じようなサイズで写真や絵はなし、縦書きで200Pくらい。
「日本国紀」は百田さんがいうように昭和から平成が訴えたいところ(全編通じ、日本の良さが視点)、「日本国史」(田中英道著)は美術の専門家ゆえ、文化の視点から日本の凄さを振り返っている。この「不合格教科書」は神話の盛り込みと天皇中心の歴史の捉え方でしょう。
日本の嫌いな人たちは歴史から天皇の影響度を減らしたいと意図している(鎌倉幕府は天皇が頼朝を征夷大将軍に任命した1192年からではない 一部教科書)が、なぜか戦争責任だけは天皇に押し付けたいと思っている。自己矛盾を感じないところが大いに面白い。
概ね半分は読んだが、結構、話題に富むので次回から2回くらいに分けて感想を言いましょう。