2018年06月29日
決定版・日本史 その3

2018.6.27 六甲・摩耶山
先日の続きです。近代;明治維新から第二次大戦
近代 骨子と感想 その2; 日本が西洋の植民地化=朝鮮の清国からの独立、清国対応ー船の開発・師団の組織、楽勝、「大韓帝国」の誕生、三国干渉(露・仏・独)で講和条約フイ、露の脅威ー朝鮮は露に従う、日英同盟、白人は有色人種の国を植民地化(日本、トルコ、タイを除く)、海軍・陸軍の露対抗策、日露戦争の勝利(有色人種が白人を倒す)、日韓併合(植民地化ではない、イングランドとスコットランドの関係)=ヤンバンは華族扱いーーーー 日本の能力がフルに発揮できた日露戦争勝利は世界の常識を覆した。でもこれがアメリカを敵に回すきっかけとなる
近代 骨子と感想 その3; 日本が米にとっての脅威=海軍の強さ+米の人種差別、エネルギーが石炭から石油へ、戦車と軍艦も石油、米の日本叩きー絶対的排日移民法1913・迫害、第一次世界大戦1914、、ロシア革命1917、右翼の社会主義者(天皇と民衆の間の階級は不要、天皇の存在下での社会主義)ー5.15事件1932・2.26事件1936ー昭和天皇は戒厳令で鎮圧、世界恐慌1929、満洲事変・シナ事変1930、ホーリー・スムート法(関税)1930、第二次世界対戦1930、満州国独立(五族協和、米・露・シナ認めず)、石油の重要性のわからない陸軍主体で三国同盟1940、チャーチルの画策(ABCD包囲陣で石油の禁輸)、真珠湾攻撃1941ーーーー 持てる国・持たない国、満州国建国の経緯ー「紫禁城の黄昏」ー東京裁判後に発行、シナ事変の中で日本人虐殺の通州事件とデッチ上げの南京事件、東條英機の宣誓供述書「こうされたから、こうせざるを得なかった」、ハルノート、第二次大戦後植民地が消えた(例外・中国共産党支配下チベット、新疆、満洲くらい)
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日本人の能力の高さが先進国(特にアメリカ)にとっては危険な国となり、潰すためにエネルギーの締め付けを実施し、日本が参戦できるように段取りしたといえよう。でもこの大戦の成果はアジアの植民地がなくなったことで、そもそもの日本の意図は明確ではなかろうか。但し、満洲国は戦後、五族協和といういい時代から中国の支配下(先述の通り)になる。以前に紹介した藤井厳喜さんの「太平洋戦争の大嘘」ではルーズベルトが日本を追い込んだと書いてあったと記憶、従って、この追い込み作戦はチャーチルとルーズベルトの合作ということでしょう。
日本人の体質は「こうされたから、こうせざるを得なかった」(自らは仕掛けない)の発言に尽きると思うのですが、そんなことはないという意見もあるのでしょう。
残り5章の「現代」となりました。渡部昇一さんが気に入ったので、同じ著者の「日本人論」も購入(中古本)手配しました。