2017年07月29日
最澄生誕地

2017.7.27 紅染寺跡(最澄生誕の地と伝承)
観光案内では生源寺が最澄生誕の地として紹介されています。以下は観光案内のコピーです。
「京阪電鉄坂本駅のすぐ北側にあります。天台宗。日吉大社大鳥居のすぐ前にある比較的こぢんまりとした寺院で、奈良時代後期、最澄(さいちょう・767-822)によって開山されたと伝えられます。また、最澄の生誕地といわれ、延暦寺の中でも特別な霊地として崇められています。
山門のかたわらに「開山伝教大師御生誕地(かいざんでんぎょうたいしごせいたんち)」の碑があります。そして、山門を入ると右手の大きな古木の下に古井戸があり、最澄の産湯(うぶゆ)といわれています。また、隣接して別当大師堂(べっとうたいしどう)があります。最澄の誕生年月日についてはいろんな説がありますが、生源寺では毎年8月18日に盛大な誕生会が行われます。」
地元の知り合いは紅染寺跡が「最澄生誕の地」とおっしゃる。当日はここでも天台宗の法要(地位の高い僧が担当)が実施されるとのこと。
個人的には坂本が生誕の地で生源寺と紅染寺跡で法要があるということで十分ですが、ご近所のひとにとっては特定することが重要なことなのでしょう。
比叡山をハイキングしていると延暦寺のことは無視できないし、教養があればよりハイキングも楽しいと感じるようになる。教養はこの場合は天台宗とか延暦寺のことだが、当然のことながら樹木や山野草、城跡、古墳などへの関心度も該当する。この関心度は加齢と大いに関係ありそうです。若いときはひたすら歩き、どのくらいの距離をどのくらいの時間でこなすかが重大関心事項だったと思う。
本日はわたしを山の会に誘ってくださった山の大先輩の告別式です。お世話になりました。