2017年07月01日
延暦寺・恵心堂でのご縁

2017.7.1 比叡山・恵心堂
ちと遅いと思いながらもカキノハグサを求めに比叡山に行った。雨上がりの飯室不動からの登山道ゆえ汗だくだくでようやく行者道に着く。
実績から横川中堂近辺をうろうろ探したが、花も実も見つけることができなかった。
カキノハグサはいくつか撮ったことがあるはずだが、2013年の記録はここ。
カキノハグサは諦め、たまたま扉の開いていた恵心堂に立ち寄った。いつもは扉が閉じているので何があるのかなと覗くことにした。
阿弥陀如来の立像が中央にあり、左に恵心僧都の座像が置いてあった。
さあ、帰ろうかなと思っていたら、恵心堂の右手でふたりの若いひとと談笑されていたおばさんが話しかけてきた。
どうも、月1回恵心堂の世話をされているようでした。話し方から富山の人と思い、どちらの方かと問うと富山とのこと。
わざわざ恵心堂の世話で富山から来られているとのこと。若い男性ふたりはお供なのか、いずれも富山の方でした。
おばさんのお話の要点は宗派の教えより仏の教えが大事と受け取りました。飯室不動の大阿闍梨の酒井さん(故人)や藤波さんとも知り合いとのことでいろいろと聞かせてもらいました。
ご縁というタイトルにしましたが、たまたま恵心堂の扉が開いていてわたしは初めてここの阿弥陀さんとご対面でき、世話されている方がわざわざ同郷の富山から来られていたということでびっくりしたというお話でした。