2017年05月11日
思い込みのお話

2017.5.7 比良・武奈ヶ岳にて エンレイソウ
写真は知る人ぞ知るエンレイソウ。
この花との出会いは尾瀬、よって最初は尾瀬独特の花と思っていた。その後、北関東の山で何回も出会ったはず。
関西に戻ってからなかなかエンレイソウには出会えなかったと記憶。でも結局はエンレイソウに出会って、どこにでもある花と漸く認識したという、わたしにとっては因縁の花。実はエンレイソウ以外にも北関東で認識した花は多い。
要は関西にいるときは花は関心事ではないゆえに見えていなかったというお粗末な話。
先月、栃木で会社OB会が開催され、翌日、大磯で観光ボランティアをやっている先輩のガイドで大磯めぐりをした。わたしは花については詳しいと判断した先輩はガイド途中の庭にあった赤い花を指さし、この花を知っているかと質問された。わたしは庭木は詳しくないのでわからないと答えた。
以下、会話の概要
先輩「これはマンサクだ、これも知らないのか」 わたし「わたしの知っているマンサクは黄色です」 先輩「マンサクは赤だよ、黄色なんて見たことがない」
早速、MACにてネットで調べたマンサクを先輩に示す。すべて黄色いマンサクが記載されていた。先輩納得。
現場でネット検索の結果を示すことができたので納得してもらったが、もし検索結果を示すことができなかったら、お互いの主張は並行状態だったはず。たまたまマンサクが話題であったが、同じようなことは日常会話でゴロゴロあるように思える。
その後、関西に帰ったあとの散策で赤いマンサクに何回も出会った。エンレイソウと同様、赤いマンサクは見えていなかったようです。エンレイソウのときは花そのものに関心なし、マンサクは山の花には関心ありだが、庭木に関心なしということで見えていなかったようです。
同じことがいろんな場面(政治、人間、会社生活など)である(あった)と思うとこわいなーと思う。