2016年10月27日
斜光との出会い

2016.10.26 比叡山・妙見菩薩道にて
きのう山のグループで比叡山に行った。前線の影響で雨がいつ降ってもおかしくないという曇り空であった。比叡山・妙見菩薩道はガスに包まれていた。たまたま陽がさし、ラッキーなことに斜光を観察できた。
斜光はなぜか杉林で観察できるケースが記憶にある。10年以上前にも杉林で撮ったことがあり、このときに名誉なことにはどこかの材木商からメールが来て、写真を使わせてほしいとのことであった。単純に喜び即OKの返事をしたことがあった。その後このようなうれしいメールはない。
比叡山の琵琶湖側の尾根は鉄塔の存在や参詣道の影響でほとんど道があるといっていい。今回の登りで使った妙見菩薩道も古道であり、倒木は多いもののしっかりと道は残っている。
下りは横川本坂という古道を使った。この道もしっかり残っているが、相当えぐれていて歩くには道のヘリのえぐれていない部分を使うことになる。
先日の会社OBハイクで使った栢木坂も尾根・参詣道のひとつ。
古道の良さは昔を偲ぶことができる点やあまり利用されていないのでなんとなくうれしくなってくる点だが、悪い点は昔に比し樹木が成長しているので暗いという点、このためひとりで行くことは大いに躊躇する。いま使っている古道(比叡山)はほとんど、いまより若いときにひとりで踏破した場所だが、さすがに、最近はひとりで行く勇気がなくなっており、誰かを誘うことになるケースが増えている。
これをしないと自分にとっての新しい道(ルート)開発ができず、コースがワンパターン化してくる。また、やりがいもなくなってくるでしょう。