2019年04月13日

久し振りの藤井聡 節 と 大嘗祭


2019.4.12 チャンネル桜より入手

今回の題材はチャンネル桜 です。

ネタは二つ、一つは大阪都構想選挙で大阪維新が勝利したことに対する藤井さんのコメントと令和を記念しての企画。二つ目は大嘗祭に関すること。

藤井さんは都構想反対派で私もそれを支持。但し、大阪自民を応援しているわけではない。むしろ不甲斐なさ,節操のなさを嘆いている。日本のために大阪を第二の首都になってほしいと願っているが、都構想はその実現から遠ざけるというのが反対理由。大阪市の豊富な資金が大阪府に流れていって大阪市が衰退することを懸念。

転換を期待し、藤井さんは「令和ピボット」を提案、反グローバリズム・反緊縮財政・反構造改革 = 日本の弱体化を阻止し、元気を取り戻したい。令和と代わったことで従来とは異なる変化が期待できるという。これらは藤井さんの持論だし、チャンネル桜の目標でもある。構造改革に反対というのは従来と逆行する考えだが、一言で言うなら国でやるべきものは残しておけ、でないと国が潰れると言うこと。水道・電気・郵政など。外国資本が入ると将来はない。

さて、二つ目の大嘗祭(だいじょうさい)は、天皇が即位の礼の後、初めて行う新嘗祭。大嘗祭が行われる年には、まず、所司(官司の役人)が、その祭に供える稲を出す斎田を選ぶため、悠紀(ゆき)・主基(すき)の国・郡を決める。悠紀・主基の国を斎国(いつきのくに)という。悠紀は京都以東、主基は京都以西から選ばれるのを原則。ーー ウイキペディアより引用

従って令和時代の悠紀(ゆき)・主基(すき)もいずれ決まるのでしょう。

写真にあるように、滋賀県の野洲市の三上町は昭和天皇の時、悠紀(ゆき)に選ばれた。私はこれまでこの認識はなかった。一方、2013年5月に一人の山のリーダーが「御上神社お田植え踊りと三上山」と言う企画をした。当時この企画の意味を全く理解していなかった。が、この企画があったことをなぜか覚えていた。

今回のチャンネル桜の番組で「野洲市の三上町」の文字を見て、これら二つ(悠紀に選ばれたこととそれを記念する行事を神社で実施している)は「繋がった」。
山のリーダーの知識の深さに改めてびっくりした。
  

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2019年03月18日

隣の国の歴史 その2


2019.3.13 伊丹空港・スカイパーク

宇山さんの「**属国史ーC国が支配した2000年」を読み終えた。
タイトル通りの内容であり、以前にCGSで提供の番組ということで紹介しました。
今回はその元になった本のお話。

隣国の歴史の本として数冊目だ。この本では紀元前からの歴史となっている。

以下のことは、この本にのみ記載ということではなく、恐らく他の本にも記載されていたはずだが、すっかり忘れている。

結論的には属国としてあれほどのひどいことをした大国のC国には「無言」で、小国の日本には「いろんなことを言う、やってくれる」と言うこと。
C国は頼りにできる大国であり「中華思想」の大元、一方の**は「小中華思想」であり第一の子分の位置付け。日本は周辺の野蛮な国の一つにすぎない、取るに足らない国、と言うことでしょう。事大主義が生き方としてBESTの方法だったのでしょう。C国と対立しているのは満州の歴史上での帰属問題、これにより建国?年が変わってくる。

「中華・小中華」以外で気になった文とか言葉は「王と民の関係」、「女性の奴隷」のこと。日本との比較が頭に浮かんでくる。

「王と民の関係」は日本では「天皇と民の関係」になり、2017/12/16に引用した「民の竈(かまど)」とか、「大御心と大御宝」の関係に尽きる。対照的なのが、朝*戦争時の李承晩の行動(自分だけ南に逃れ、まだ残された民がいるのに漢江大橋を破壊)とか済州島での民の虐殺、 あるいはハングル文字を作った世宗の言葉「愚民のために簡単なハングル文字を作った」の中の民の愚民扱い など

「女性の奴隷」;C国(明・清)への貢物の一つであり、年間3000人の女性をコンニョとして差し出す必要から、人数確保のため「12歳以下の女子の結婚を禁ずる」布告ーー李氏朝*・世宗。日本では南蛮貿易で火薬一樽と女性奴隷50人の交換(2018/10/14記事)、秀吉はこれはいかんと言うことでキリシタンの活動制限に繋がる要因の一つの位置付け。わたしの理解では秀吉は天皇に成り代わって民に尽くすという意識はあるはず。

実は属国については必ずしも人ごとではない。**は国の存続のために属国の道を選んだ。

日本の防衛はアメリカに依存している。人によってはアメリカの属国という。竹島の例のように武力が使えないと全く怖くない国であり、周辺国はそれを希望し、また、野党のほとんども同様のことを要求する。いずれも極めてスタンスが明確だ。さて、我々は属国のままを選択するのか、主権を取り戻すのか、どちらだ?
日本の教育では現在は平和憲法を持っているとはいうが、結局は「アメリカの属国だとか主権がない」とは教えない。教えたら対応策を教えざるを得ない。
  

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2019年02月26日

隣の国の歴史


2019.2.25 修学院近辺の里のロウバイ

隣の国については話題がつきませんが、最近、隣の国の歴史の番組がCGSで始まりました。

K国の歴史書も読みましたが、近現代からであり、紀元前からのものは初めてかもしれません。
手元の山川の「世界史図録ヒストリカ」(2006)ではBC200の衛氏朝鮮の記載あるので、2006年発行分は史実に基づいて記載されているのかも。

例によって、K国では違うことを教えているとのこと。C国の支配にあったことが気に入らないのでしょう。

まだ3回目(30回の予定と聞く)までゆえ、これからも楽しみです。

講師の方は予備校で世界史を教えていたが、今は辞めて執筆業。

小名木さんの「目からうろこの日本の歴史」(CGS)で紹介された分と重複する部分もありそうです。例えば、元寇の時の高麗の役目とか。

面白いことにチャンネルAJERで同じ講師によるほとんど同内容の番組も始まった。残念ながらこの番組は後半が有料ゆえ、先に紹介したCGSでの視聴がオススメ。

このチャンネルAJERは初めて視聴したが、本来の趣旨は日本の経済の立て直しがメインのようです。
以下 AJERのHPからの引用

◎目的
 デフレからの脱却と更なる日本経済の発展を目指す。
 東日本大震災からの復興財源確保の道筋を示し、国の政策に反映させるべく務める。

講師として参加されるメンバーにはすでに知っている方が多数おられます。消費税反対のスタンスです。
いい番組(扱っている分野がCGS同様広い)ですが、無料番組が少ないのが難点。

さて、お隣とのお付き合いについては私は「脱亜論」方式賛成の立場。お隣の国の歴史教育を事実に基づいた教育に変更しないと現状のままでは正常化は絶対無理。これまでの日本の政治家の安易な発言も影響しているのはわかっているが、今回のレーダー事件、天皇への謝罪要求など通常の国家間では考えられないられないことを平気でする国とはもう無理でしょう。
一方、日本の教育も日教*が握っている限り、如何しようも無い。非常に皮肉な現象だと思う。作家の書いた「日本国紀」が学校で学ぶ「教科書」より事実に近いと思われるから。

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ここ数日間シャックリが続いているので昨日の夕方、医者に行き、薬を求めたがないの一言。
息を1分間止める方法を教わったがだめ。昨日も真夜中シャックリとなり、対応を試みるがだめ。
開き直って、コーヒーを飲んだら治ってなんとか朝まで寝た。本日は薬局を当たろう。
  

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2019年02月24日

乃木希典(まれすけ)さんのこと


2019.2.23 京都北山・小峠

「美しい日本ものがたり」にあった論文、「乃木希典が示した日本人の誉れ」(岡田幹彦 執筆)。

「坂の上の雲」で司馬遼太郎が書いた乃木希典さんは乃木愚将論だったようだ。私は無関心も災いし、何も覚えていない。

岡田さんはまずロシアの敵将ステッセルとの付き合いを取り上げている。ステッセルが軍法会議で死刑判決(敗戦の責任)を受けた際に弁護する資料を送るなどで刑を免れたが、困窮生活となった彼を人知れず支援。片や、ステッセルは乃木(以下敬称略)が明治天皇崩御後殉死した時、多額の弔意金を送付。

乃木は勝利(息子二人は戦死)して帰国後、明治天皇に部下を多く死なせた責任を取って割腹して謝罪することを申し出たが、天皇の死後にしてくれと言われてしまう。明治天皇は乃木を学習院長に任命し、のちの昭和天皇の教育を担当させた。

日露戦争で負傷して不具となった兵士を毎月慰問したり、戦没者遺族への弔慰・支援、元部下の困窮者への支援など、徹底的に多くの部下を死なせた反省の行動に終始したようだ。

明治天皇崩御後、自宅で自決、奥さんも後を追う。遺言は「西南の役における軍旗喪失のため死ぬ」とあり、部下を多く死なせた責任とは記載しなかった。他の上級指揮官への波及を恐れたためだろう。夫妻の葬儀は国民葬となり葬儀場までの沿道は数十万の人で埋め尽くされた。愚将にこれだけの人が集まるはずがない。

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誰もが予期していなかった日露戦争の勝利は間違いなくアジア・黄色人種の人達を元気付けた。

乃木愚将論をどんな内容なのか興味もあるが、この論文を読む限り並みの人間ではない。日本のために命を賭けて戦い、戦死させた部下を思い、加えて敵の大将にも気遣いするなど並みではない。なぜ愚将になるのだろうか。

先日、京都東山トレイルで明治天皇御陵と乃木神社に行ったが、この論文を読んだ後なら、乃木神社参拝もさらに価値があっただろうと思う。神社にあった乃木の家(コピーされたものでしょう)は本当に質素な家だった。お金の大半は支援金として使われたのでしょう。
  

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2019年02月21日

東條英機さんのこと


2019.2.20 飯道山ーガスの中の高野槙

[「美しい日本」ものがたり]を読み続けている。

東條英機さんを取り上げた話を読み終えたところ。執筆は早坂隆さん。

何冊か歴史書は読んだので東條英機さんが立派な人という記憶はあるが詳細は記憶にない。
今回わざわざ取り上げたのはユダヤ人救出で有名な「杉原千畝さん」と関係するから。

以前に馬淵さんの本で「杉原千畝さん」は特別なことをやったわけではない、政府公認という記載があった。その後、気をつけて見ていたが、該当する記載はなかったと思う。今回の早坂さんの論文で杉原さんより前にユダヤ人救出を試みていた人がいることがわかった。

「オトポール事件」がそれで北海道を救った(占守島死守)樋口さんが活躍、ドイツの抗議に対し当時関東軍参謀長の東條(以下敬称略)が「人道上の配慮で実施、我が国はドイツの属国ではない」と一蹴して樋口さんをかばったようだ。樋口さんが一つの例となるが、できた人というのはいたるところで活躍されていることがわかる。その後、東條の曾孫が事実を知ったユダヤ人からオーストラリアのTV番組で感謝されたとのこと。かつて人種差別撤廃を掲げた国ゆえ当然のこと。ーーーー わざわざ国連で日本の人権無視を訴える人たちにとっては理解不能の出来事でしょう。

東條が天皇から戦争をしないようにと頼まれて総理大臣になったが、戦争をやりたいイギリスやソ連の後押しで結局はハルノートがでて、戦争になってしまったという経緯がある。以下詳細は省略。戦勝国による一方的な東京裁判で死刑判決後、巣鴨プリズンの教誨師・花山信勝さんに言った東條の言葉、「今回の刑死は個人的には慰められているが、国内的責任については死をもって購えるものではない。しかし、国際的裁判には無罪を主張した。たまたま力の前に屈服したものである」「今回の裁判の是非についてはもとより歴史の批判に待つ」。この花山さんの子孫に残した言葉は「あの7名(処刑された人)は戦争責任者であった。しかし、戦争犯罪人という言葉は適当でない」

インドのパル判事の無罪主張、マッカーサー(彼自身も戦争したい人に利用されただけ ヴェノナ文書)の議会での発言などがあるように東京裁判は異常。原爆や無差別爆撃、シベリア抑留などとんでもない出来事は裁かれていない。東條や花山さんらの発言は全て分かっての発言なのでしょう。

今の日本に東條のような身を投げ打って日本を救うという政治家はいない。残念ながら当選して生き延びたいだけの打算の政治家が目立つ。
  

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2019年02月13日

山の話題にして精神休養


2019.2.11 音羽山

桜チャンネルの「アイヌ討論」を見始めたが、ドット疲れが出てきそうで、山の話題で小休止です。昨日の沖縄独立の話はその番組での話題の一つ。

建国記念日の2/11にご近所の山のグループで湖南の音羽山に行った。参加人数は5人と本当にこじんまりしたグループだ。

体調は必ずしもよくはなく、鼻をかみながらの山行。救いは小雪の中の山行だったが、いいコースだったと喜んでもらった。

コースは大津駅ーAルート(音羽台ーBBC分岐ー池の里分岐)ー稜線ー山頂ー稜線ーBルート(膳所本町分岐ー尾根ルートー膳所平尾町)ー京阪膳所本町であり、概ね4−5Hrのコース。

Aルート、Bルートいずれも思い出の深いルートだ。いずれも2010年の12月に別々に初めてトライし、2012.9.3にAB両コースを通しでトライ。したがって、概ね8年経った因縁のコースと言える。

このABルートはネットの情報をもとに「行けるはず」ということは事前にチェックしていた。これは道があるということではなく単に実績があるという情報ゆえ、ブッシュがあるかもしれないという不安のあるコース。この際の私の下見の時の記録(登り口周辺のウロウロ記録)は残っていないのでとっかかりの時期は?だが、先述の通り2010年の12月に会社OBの山のグループ(野木鳥の会)でそれぞれのコースを「ついでに」ということでトライ(だめなら戻るという前提)して道の存在を確認できた。

2012年のABコースの実績を踏まえ、所属していた京都の山のグループ(会社OBではない)の一人のリーダーに「私の音羽山ルート図を参考にしてください」と渡したところ、「実際に歩いてみて良かった」と喜んでもらったことは、今思い出しても嬉しい出来事の一つだ。

今やこのABルートは踏み跡がきっちり付いていて迷いようがない。地元の人の作った貴重な静かなルートを荒らしているようにも思うが、東海道自然歩道並みにしっかりしたルートに格上げされたということでしょう。

地元で作った知られざる道ーどなたかがコースを公開(または地図上で道があるはず予見)ー実際にトライーネットで紹介ー踏み跡がきっちりーーーーこんな道は中高年者のハイキングにはもってこいでしょう。
2/11に歩いて、気になる脇道もあったので、時間をとって探索のつもり。この時期はヒルもへびもダニもいないので安心してうろうろできます。
早く鼻風邪を治しましょう。
  

Posted by まめちるたろう at 03:38Comments(0)日本歴史

2019年02月01日

山岡鉄秀さんの人生を変えた出来事


2018.3.4 マキノ・大谷山  去年の写真

写真のネタ切れで去年の写真からピックアップ。面白いもので最初に選んだ2枚はすでに採用済みのものであった。好みが変わっていないことの証明だ。上の写真は採用済みを除外して選んだもの。

例によってYouTubeサーフィンで見つけたトピック。

KAZUYA CHANNELで山岡鉄秀さんが出ていた。
対談でなぜ長年過ごしたオーストラリアから日本に来ることになったのかが話題に上がった。
一人のお母さんからのメールを受け取ったがためにズルズルと今の状態になったとのこと。

そのメールとはオーストラリアに慰安*像の設置するということで公聴会の開催が予告され、お母さんとしては対応がわからずどなたかにHELPメールを発信したところ、回り回って山岡さんのところにきて、見てしまったがために、深入りする羽目になった。というのが発端。

結局日本に来ることになり、最近であれば「A新聞のメタタグ」(慰安*報道が間違っていたことを謝罪する記事がネットで閲覧できないように操作されていた)で活躍されていました。当初は謝罪して直ちに改めることを期待していたが、A新聞との接触を通じて、そういうヤワな相手でないことがわかり、メタタグ問題の経緯を本として出版することに決めた。

この話は因縁を感ずる。発端はオーストラリアで設置予定の慰安*像だが、結局はA新聞の隠蔽工作を見抜くところまで進んで、A新聞の正体(確信犯であること)を暴露してしまった。

ーーあるお母さんのメールが山岡さんに届いたこと、ケントさんが英文の謝罪文を探す、検索しても出ない、でもA新聞はありますよーと言ってURLを開示、それをマニアが見てメタタグ発見、一般に公開される事態ーー

うちの母親が生きていたら恐らく「これが運命」と言ったはず。そういうレールができていた。

運命に相当するものはゴロゴロある。私が本ブログを作っている発端は20数年前に栃木に単身赴任となったことにある。単身赴任ー山に行くー日記作成ー山のホームページ作成ー個人ブログ作成。

メタタグと出会う発端はモリカケ問題にある。モリカケーマスコミは異常ーネットサーフィンーいろんな違う事実を知る・ネット情報の有効さ知るー見るべきネット番組がほぼ固定ーメタタグと出会う

A新聞読者はメタタグ問題を知るはずはない。なんせマスコミは「ネットはフェイクニュース」と叫んでいるから。
ーーサンケイのみメタタグ問題を報道したと記憶。また、A新聞はまさにネットニュースでメタタグを仕込んだ。真実(嘘記事の謝罪文)を見れないようにしたという視点ではA新聞はフェイクニュースをネットで流したことになる。天唾でした。
  

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2019年01月16日

先日紹介した本(江藤道郎 著)


2019.1.10 朝焼け ーーー 自宅から琵琶湖
この日の朝焼けは見ごたえがあった。気付いていたのは私だけではなかったことを後日知る。朝日が出るころには雲が普通に戻っていたので特別な朝日ではなかった。


「日本占領と敗戦革命の危機」(全10章)を概ね半分(5章まで)飛ばし読みした。

アメリカ、コミンテルン、中国共産党などの思惑で戦前から戦後処理が検討されている様子が記載されている。

この前半分で印象に残るのは敗戦間際の硫黄島・沖縄・占守島の戦い、いろんな情報が飛び交う中での近衛上奏文、昭和天皇の判断・見識の高さ、重光葵の奮戦。

硫黄島・沖縄の戦い; アメリカが日本のしぶとさを実感、天皇を残す体制にしないと何をしでかすかわからんと認識させる

占守島; しぶとく死守、これがソ連に取られていたら北海道もソ連支配下となり、朝鮮半島同様の南北分離となったろう。38度線相当の境界線が日本にもできていたかと思うとぞっとする。 
  
近衛上奏文; 当時は親ソ、反米の状況だったが、共産主義の怖さを天皇に訴える

昭和天皇; これまでにも触れてきたが、捨て身で民を救う気持ちの強さ、十七条憲法と五箇条の御誓文に象徴される保守自由主義的な日本志向、終戦の決断。天皇への情報も軍部などでコントロールされていたはずだが、命と引き換えになるかもしれぬ終戦の決断はすごいとつくづく思う。

重光葵; ポツダム宣言の遵守をアメリカに求める(直接統治ではなく間接統治を求める)。残念ながらトルーマンの命令で重光葵の申し入れは反故にされてしまうが、国際法も念頭においた力量で一時は間接統治の方向であった

彼らがいての今の日本ということがひしひしとわかる。この日本を蔑ろにする行動をする人たちには歴史を勉強して欲しいと思うが無駄な要求だろう。この時期にコミンテルン傘下で働いた野坂**の行動は大いに目立つ。

いつものように私の理解不足での間違った解釈はご容赦ください。
  

Posted by まめちるたろう at 04:12Comments(0)歴史

2019年01月12日

教科書検定(二つの実例)


2019.1.11 伏見の里 ロウバイ

竹田恒泰さんの中学校の歴史教科書が不合格となった。
神話が長い(4割)、近現代が長い(4割)など偏りが問題と指摘されたが、修正に応じなかったので不合格になったということ。

この経緯については今春に検定不合格図書として出版されるようです。興味があります。

冒頭のYouTubeで詳細に報告していましたが、対比できる教科書も紹介しています。
学び舎の「人間の歴史」という中学校の教科書で検定済みのもの。有名国立大学付属中学校や私立など40校弱で採用されているようです。

この教科書は以前に紹介した「新しい歴史教科書」に対抗して作られたとの情報(別の記事)もある。執筆陣は学校の先生とのことですが日教*(推定)ということでしょう。少し内容を聞きましたが、西暦のみの記載(明治など元号の記載なし、天皇無視)、日本国が見えないくらいの存在、お隣の国あっての日本という記載、日本での遺跡の存在の無視などなどとんでもない教科書のようですが、検定済みゆえ、有名校で採用。記憶では有名予備校も使っていたはず(別の記事)。

「日本国紀」を執筆した百田さんや編集担当の有本さんが、この「人間の歴史」をみて気分が悪くなったという本のはず(記憶?)。

ケントさんはアメリカでは学校の授業で歴史を学びアメリカが好きになったとのこと、大人になってからアメリカその他ののいろんな歴史も学んでいったと聞いたことがある。私は納得。

色々な記憶ベースの記載となったが、この教科書(学び舎)のことに間違いはないと思う。日本をバカにする教科書をわざわざ出版する先生たちの生きがい(子供達に自虐思想を形成させること?)はなんなのでしょう。どんな思いで臨終を迎えるのでしょうか。
  

Posted by まめちるたろう at 04:48Comments(0)日本歴史

2018年12月20日

グローバリズムと反グローバリズム


2018.12.19 大和三山(概ね中段で左から天香久山、畝傍山、耳成山)と箸墓古墳(右手前)

最近気になる人物がいる。
江崎道朗さんはすでに紹介しました。コミンテルンからみの話でした。本は読み始めたところ。

三橋貴明さんがつい先日から気になってきた。彼のことはすでに知っていて、奥さんへ虐待でニュースにも登場した人物。
ネットでもよく見るし、消費税からみの本も最近読んだ。

消費税や移民問題で辛辣な意見をずばずばいうので、過激なひとだなーと思って避けていた。
しかし、よくよく意見を聞いてみるとなるほどということを言っている。

最近のネット番組で移民問題を討論していた。その席上で彼はグローバリズム・反グローバリズムのことを取り上げて説明していた。

要は以前なら、保守とリベラルと2者の対立という位置づけだったが、それぞれのグループはグローバリズムと反グローバリズムのグループに分けて考えないとわかりにくくなっている。いまの自民党は保守でグローバリズム派が支配的である。この結果が移民政策であり、水道民営化(外国資本も含む)である。
こんな内容である。このため、安倍政権には批判的。

リベラルに反グローバリズムの存在が納得できないところだが、専門家の分析ゆえそうなのでしょう。
なお、共産主義(世界制覇が目標)はグローバリズムです。

トランプさんが保守の反グローバリズムの代表選手だ。よって、もし安倍さんがグローバリズム派ならトランプさんと合わないはずだ。トランプさんがC国と徹底抗戦の理由はズバリC国の世界征服反対(具体的にはチベット、ウイグルの不法支配反対)ゆえ。一方のプーチンさんはロシアの維持に懸命ゆえ、マスコミの報道にかかわらず握手しているはず。

問題は安倍さんのスタンス。これがわからない。もしグローバリズムのスタンスなら支持できないなと思う。周りの都合で妥協しているようにも見えるので様子見というところ。これまで安倍さん支持だった保守支持者も最近のグローバリズムの政策で安倍不支持になる傾向にある。
残念ながら憲法改定反対派にとっては楽しみな展開になってきている。
  

Posted by まめちるたろう at 04:30Comments(0)政界世界の動き歴史