2020年10月15日
日本という国

2020.10.12 奈良ーアキチョウジ (ピンボケです)
元ニューヨークタイムズ東京支社長の講演(2013年)です。第二次世界大戦後のアジアの解放、人種差別撤廃への日本の行動など紹介しています。日本学術会議のメンバーにとってはデマだと言いかねない内容です。
講演の中で詳細発言されているので内容は省略。残念ながら検定で不可判定の教科書でしか載せていない内容です。
今日の採用した記事は悲観的なものはないので、楽しく記事を書いています。
一つは高橋洋一さんが参与として内閣を補佐する役目が回ってきたこと。減税派ゆえ期待しましょう。最も安倍政権時代の藤井さんの辞任もあったので微かな期待だ。
二つ目は若者の政治に対する関心度につきKAZUYAさんが発言。将来を担う若者ゆえに期待したいが、どうも土壇場まで動かない様子ゆえ、間に合うのかどうか、今更遅いという段階ではダメなのだが。
三つ目はアメリカの今後についての予言。トランプシンパの及川さんの取り上げた予言ゆえ民主党派にとっては耳が痛い内容です。投票で混乱するだろうという読みです。
四つ目はC国で脱党者が続出しているというニュース。アメリカの制裁逃れのためにはそれしかない。特にアメリカに財産があれば必至でしょう。
2020年10月03日
日本の歴史

2020.9.30 花緑公園ーまつぼっくり?
竹田さんの「天皇の国史」はそろそろ平城京に入ってきた。
私の大きな関心事は古事記やの日本書紀の記載内容と実際の歴史とのドッキング、具体的には縄文時代や弥生時代は古事記のどの部分にあたるのかということ。したがって、この辺りの読み方はゆっくりだが、後の部分は結構雑く読んでいる。目が疲れるし、緊張がつづかない。当たり前だが、記紀とのドッキングでは竹田さんの記述も明確ではない。こんなところだろうというような記載だ。
ともかく、百田さんの「日本国紀」とは対照的だ。古代と現代のページの割り振りが全く反対。
竹田さんは天皇を中心とした記載だが、日本人の起源と絡むゆえに科学面からもきっちりアプローチしている。同類の本では渡部昇一さんの「決定版・日本史」も記紀とのドッキングで日本人の起源やメンタリティなどを云々されている。
面白いなと思うのは、例えば古墳時代の古墳の位置づけはあくまでお墓という記載だ。小名木さんなどは干拓事業の土を利用してお墓に転用という説明だ。とくに大きさでは一番の仁徳天皇陵は天皇の民への思いやりからして「大きな墓を作れ」という指示は合わないように思える。大阪平野の干拓事業の残土を積み上げただけとした方が納得できるのだが。干拓事業のことは長浜さん(日本の誕生)や茂木さん(超日本史)も取り上げていたと記憶。
古事記とか日本書紀では天皇の年齢が100歳を超えるケースもあり、それゆえに記紀は作り話と一蹴する歴史学者もいるようだが、6ヶ月で1年とみなしたことがあったとも言われているので素直にそれを解釈して、竹田さんも例えば神武天皇はBC660即位ではなくBC70かもという。従って、建国2600年ではなく建国2000年となるが、歴史の年代は発見により書き換えられるものゆえそんなもんでしょう。弥生時代も開始が水田稲作となっているので、研究結果からBC1500からBC2000年と500年遡ったとのこと。
以前から何回も記載しているが、遺伝子研究の結果、日本人の元祖とかどこからきたかがはっきりしつつあり、縄文文化・文明も見直されつつあるはいいことだ。日本が好きでない歴史学者にとっては耐えられない事実かもしれません。
今後の研究によりどう転ぶかはわからない。記紀の利用価値は考古学、時代特定の測定法の進展などの科学によりいずれ価値が判断されるでしょう。
2020年09月27日
「天皇の国史」を読み始めた

2020.9.20 比良・中峠への道
「天皇の国史」を読み始めた。著者は竹田恒泰さん。
著者は「不合格の中学歴史」書の筆者でもある。乱暴な言い方をすれば、「天皇の国史」を検定版(検定に合格するように修正した本)にしたのが「不合格の中学歴史」なのでしょう。
今読んでいるのは、縄文時代に入ったところだ。面白いのは、神話・記紀+最近の発掘調査結果+最新の科学的知見(DNAとかミトコンドリアとか)の3つを盛り込んでいるところだ。世界最古の磨製石器とか最古の土器など日本人の古さ・優秀さ加減に改めて日本の凄さを感ずる。実際に使われている教科書ではどのような表現かは知らないが、自虐教育には相応しくないので相当考慮されていると思う。
Y染色体とかミトコンドリアについては他の本でも引用しているので目新しいことではないが、結論は幾分異なっているかもしれない。ーー 比較はしていない。
以前より取り上げている、百田さんの「日本国紀」との違いはどこにあるかと言えば、ページの割り振りが対照的だ。「日本国紀」は現代に重きを置き、ページを多く割いている。一方の「天皇の国史」は縄文時代以前も多くのページを割いている。いわゆる磨製石器のでた「岩宿時代及びそれ以前」も取り上げている。結局この時代までこないと日本の歴史が語れないということだろう。なんでもかんでも大陸からという説が支配している実態ゆえ、そうではないというには岩宿時代の登場が必要でしょう。
神話・記紀を岩宿時代ー縄文時代ー弥生時代ー古墳時代ー飛鳥時代の要所要所に取り込んでいるので、大いに興味が持てる。神統譜(神の相関図?)も添付されているが、不足分もあり、同じ筆者の「現代語・古事記」の神統譜も参考にして読んでいる。
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YouTubeも閲覧しているが、菅さんのやろうとしていることが本当に安倍さんの継承なのか疑問な点もあり、じっくり腰を据えて視聴しようという気にはなれていない。習**対応、女系天皇対応など最も大事と思う点で大いに不安。デジタルに力点を置くのは良いが、ネット情報もきっちり見て欲しいと思う。
2020年09月26日
世の中の見方の変化

2020.9.20 比良・トリカブト
世の中の見方に変化が出てきたのは2017年の春ころのようだ。
すでに3.5年経過している。このブログがまさに忘備録となっていて、容易に振り返ることができる。
これまで、雑誌や本の購入、ネットからの情報入手。逆にテレビ視聴の減少、新聞の閲覧の減少と続き、今はテレビや新聞とは縁を切った世界で生きていると言って良い。
モリカケ問題の最盛期の時は雑誌に大いにお世話になった。残念ながら雑誌は溜まっていくゆえに、いずれ廃棄の運命となる。このことから購入も控えるようになった。
本は状況に応じ、適宜購入している。が、購入冊数は明らかに減っている。
ネットも幅広く見ていたが、自分に合う合わないということで視聴する番組も絞り込まれていった。雑誌も本も減り、ネットに集約してきたとってもいい。
今のスタンスは保守であることに間違いはないが、数人の論客の言い分で自分に合うものだけを吸収していると言ったら良いのだろう。
すごいなと思う政治家はトランプさん(アメリカのために働いている)と李登輝さん(但し、よく知っているわけではない)くらい。日本の政治家は悪い点に目が行くのですごいという人はいない(強いて言えば外交面での安倍さん)。野党の党首は問題外の人が多い。
振り返ってみて、もう3年も経過したのかと感心する。お隣の二つの国(党)は日本人では理解困難であることがはっきりしてきたが、縁をきれないどっぷりつかった政治家や企業の多さに改めてびっくりする。どっぷりつかればこれほど世の中が見えなくなるのかと大いに感心する。
2020年09月17日
嵯峨野線・八木城跡に行く

2020.9.14 伊吹山ーミツバフウロ
9/16 八木城跡に行く。ここはキリシタン大名の内藤ジョアンゆかりの城であるとともに明智光秀が丹波攻略の際に落城したことで有名。
300mくらいの山で城山という。見晴らしがよく、三郎ヶ岳、地蔵山、愛宕山、牛松山が東側正面に見える。
8/28に滋賀から477号線(大阪に向かう)の旅をした。この時、三郎ヶ岳の北(左)から大堰川を渡って八木に着いている。
本当にたまたまだが、この八木に最近2回きたことになる。不思議な縁だ。残念ながらこの時は八木城跡のことなど知る由もない。
ところで話は戻って、八木城跡にこの城跡からの展望図があった。残念ながら、カシミール (地図ソフト)でチェックしたところ、間違った名称が入っていた。折角の展望図ゆえ観光協会に連絡しておくつもり。小学生も遠足で登っているようなので、間違った教育はよくないでしょう。ーー相違点は「おじさんの山旅7」で紹介予定
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本日のネット話題は3つ。
及川さん;米軍のK国撤退、但し、人ごとではなく日本も準備必要。
SUGIYAMAさん; C国からの撤退の第二弾、但し、政府支援が足らないのでどうなるかは支援次第。菅さん次第。
ついに岡田さんは専門家から非難され始めたようだ。依然として重宝な岡田さん、せいぜい頑張ってください。マスコミ受けの継続も大変でしょうに。
2020年09月11日
世界遺産・百舌鳥古墳群

2020.9.9 堺市役所から大阪市のビル街とハルカス
9/9 天候不順の中、百舌鳥古墳群に行く。小雨ゆえ実質的被害はない。昼食も大仙公園内の休憩所(屋根付き)ゆえ問題なし。
問題だなと思ったのは堺博物館での説明。世界遺産ゆえ、日本の自慢をして欲しいのに説明はそうではない。
仁徳天皇陵は世界に誇れる3つの墓(ピラミッド、始皇帝、仁徳天皇陵)の一つであるくらいで、発掘品のほとんどが大陸からの伝授品という説明だ。
私の勉強したところでは、そもそもこの墓は干拓の際の残土も利用して大きくなったものであり、墓の作成のために15年もかけたわけではないという認識だ。つまり、なぜ仁徳天皇陵がこれほど大きいのかの説明はない。古墳時代以降に古墳がなくなった説明もない。強いていえば、海から見た古墳が大きく見えるように仁徳天皇が命令したかのようだ。
結局のところ、仁徳天皇陵の大きさの納得のいく説明がオーソライズされていないようだ。日本の世界遺産としてもっと自慢して説明して欲しいと思う。
仁徳天皇は古事記とか日本書紀で記載されている「かまどの煙」の話が浮かんでくる。これほど「かまどの煙」を心配された天皇が自分のために大きなお墓を作らせるかというところにまず疑問を持つ。とすれば、民衆のために湿地帯であった大阪平野の干拓に力を注いだとする方が素直な解釈だ。その工事の残土を積んだ結果がたまたまお墓に転用されたいうのも素直な解釈だろう。小名木さんとか茂木さんはこんな解釈だ。
それから大陸からの伝授品。日本は縄文文化を持ちひょっとして世界最古の優れた土器や磨製石器をもつ。そんな国が4−5Cに大陸からの伝授品云々が本当か、大いに疑問。そもそも古墳が朝鮮半島にあるのは事実。よって、ほとんどが逆じゃないかとも思う。但し、C国から種々の文化を取り込んでいたのは事実ゆえ、日本のものか、C国からの伝授品か納得できる区分にして欲しいと思う。
私は博物館の説明を見て聞いて気分が悪くなった。日本の視点に立って、古墳の説明、出土品の説明が納得できる説明に変わることに期待する。とりあえずはこんな説もあるでいいと思う。現場はあまりにも一方的だ。
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水間さんからとんでもないことを聞いた。誰が熊本のダムの反対を推進していたか、わかってびっくり。ネットの怖さを改めて知る。
トランプさんが南シナ海でやっていること。国益優先とはこのことだろう、オバマさんは一体何をしてきたのか。
2020年09月05日
歴史ものへの関心

2011 秋 朽木ーカツラ
先日、女系天皇を取り上げ、歴史の勉強が大事ということを言った。
まさに天唾で今、私は本やネットの歴史物を見直し、読み直しを実施している。残念ながら、結論めいたものは覚えているが経緯はすっかり忘れている。
本は渡部昇一さんの「決定版・日本史」、ネットではCGSチャンネルの小名木さんや茂木さんの歴史物、竹田恒泰さんの竹田学校のシリーズなど。
ネット分はそれぞれ1本づつ紹介した。
小名木さん; 古墳がなぜできたのかという小名木さん独特の解釈、要はピラミッドを作った経緯とは違うということなのでしょう。特に仁徳天皇陵の大きさは半端ではないので、「民のかまど」を心配した天皇がこんな大きなお墓を作らせるかという疑問に対する答えの一つかもしれない。
茂木さん; 「超日本史」の最初の記載部分のネット版だ。日本人はどこからきたかを遺伝子情報ベースで説明。
竹田さん; アイヌは先住民かを茂木さん同様、遺伝子情報と遺跡を元に解析、要は先住民は縄文日本人であり、アイヌは北からの侵入者(鎌倉時代)。
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テレビで活躍するタレントを取り上げている。面白いなと思ったのは例えばテレビで大活躍のニュース解説の池*さん、彼はYouTubeでも自分の番組を持っているが、意外に視聴者は少ない。要は、受け身の視聴者が相手であり、自分から見ようとする視聴者は少ないということ。なるほど、そうかと改めて感心。
2020年08月31日
女系天皇を考える

2020.8.30 茂木さんの番組から借用
茂木さんがいい記事を出されていたので紹介したいと思う。河野太郎さんに歴史を勉強せよという叱責でもある。
茂木さんは予備校の世界史の先生だが、面白い講義で人気があるらしい。私はネットで茂木さんを知り、「超日本史」という本を読み終えている。内容の一部はすでに紹介している。遺伝子情報から日本人がどこから来たかを説明していてまさにこの部分を紹介した。要は半島から来たわけではないということ。北からだったと記憶。彼らが祖先であり、アイヌはずっと後に出てくる。
茂木さんは神谷さんとか松田さんの番組でゲスト出演されていて世界のなかの日本という視点で日本を紹介されている。
さて本題に戻って、茂木さんは河野発言を聞き、どこに問題があるかを事実を踏まえて指摘しています。要は2000年以上維持してきた伝統を壊していいのか、日本人の団結力はまさに伝統をを維持してきたところに源がある、理解。
伝統で引き合いに出しているのが延暦寺の「不滅の法灯」、最澄が延暦寺を作ってから延々と続いている。危ないからと言って夜消灯したら「不滅の法灯」はない。伝統の重みがわかる。
先日、この河野太郎発言を取り上げた時も伝統を壊すという視点で批判した。伝統の重みという言葉は戦後教育からは出てこないはず。なぜならGHQは宮家の解体初め伝統を壊すことに注力してきたから。
歴史を勉強し直すことでしか、伝統の重みという言葉が出てこないというのは寂しいが、日本人の良さは歴史を勉強しなおさない(自虐教育の否定)とわからない。良さがわかれば自ずと伝統を維持する重要性がわかってくると信ずる。
河野発言を否定する記事が多く出ているが、やはり茂木さんの記事が最も適切と思い引用した。
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これに関連して二つの記事(男系天皇の維持)を紹介する。一つは男系を維持してきた経緯、今一つはY染色体の強さゆえに男系を維持(歴史の重み)、いずれも竹田恒泰さんの説明。女性天皇や女性宮家は結局は女系天皇を招くことになり、その時点で伝統は崩れる(Y染色体が途絶える)ことになる。
2020年05月27日
日本の未来の一つ・世界の未来の一つ

2020.5.24 ご近所・ヤマボウシ
水間さんのレポートが続きます。一つは有力校に使用されている教科書。今ひとつは香港の現状は将来の世界の一つ。
学び舎の教科書は竹田恒泰さんのチャンネルですでに紹介したことがあります。将来の日本を担う子供たちにこんな教育をしているのかという典型的なとんでもない教科書です。実際の内容はこれから数回にわたって紹介のはず。日本の名称すら載っていない中華思想の教科書です。一方、以前に自由社の教科書が難癖で不合格の烙印を押されたことは紹介しました。対照的な検定結果であり、検定する人が相当の偏りを持っておられることが容易にわかる。いくつかの記事がありますが岩田さんの記事のみ引用します。
香港が一国二制度の約束を反故にされ、逆にC国の悪法を適用するという手段に変更となり、加えて、気に入らない警察も総入れ替えのようです。これは言うなればC国の傘下になる国はこうなるという見本を示したことになる。もちろん、すでに見本はあった。借金を返せないので港をいただくとか、ウイグ*やチベッ*弾圧、天安*事件での弾圧、文化大**での弾圧などなど。でもこの香港の場合は皆が見ている前での実施ゆえ、追い込まれているというのか、自信があるのか??
前者の場合は検定済み故、国が認めた教科書だ。後者は日本政府はどちらかといえば見守っているだけ。これが今の日本。選挙で選ばれた議員、有名校を出た有能な官僚の実施していること。
結局は選挙民の責任(教科書検定、香港無視)なのでしょう。未来の選択は選挙民の責任。
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追加記事; 日韓併合(学び舎教科書 その2)
2020年02月04日
日本の伝統のひとつ

2020.2.2 比叡山・水井山の雪景色
竹田恒泰さんがコロナウイルスを絡めて面白い話(うん*)をしていた。
パリの話はブラタモリか何かで見たようにも記憶している。
綺麗好きという延長で禊という行為をもとに古事記まで引用している。
竹田さんは地上波でも活躍されているので広く知られていると思う。私は古事記の解説本、不合格歴史教科書、含め3冊位は持っているはず。YouTubeでは今回の紹介番組などで活躍中。天皇家と縁が深いこともあり伝統には滅法強い方です。
トイレに話を戻すと、私の体験(せいぜい数カ国)では汚いトイレという印象を持ったことはない。恐らく日本人が使うようなところにしか行ったことがないのでしょう。但し、テレビやネットでは見たことはある。
今時点では私の利用するトイレ(観光地や山)は以前より格段に改善されており、観光立国のスローガンゆえにお金が出やすいのだろうと勝手に推測している。トイレはその施設・土地の鏡(鑑)であることは間違いない。
トイレの維持(作り方、使い方)に日本人らしさが出ているという認識は正しいと思う。
写真は水井山山頂の様子。通常なら真っ白で冬山を体験できるが今年は例年の初雪のころの11-12月の状況と同じ。