2019年11月25日
「京都ぎらい」という本

2019.11.23 京都御所
今購入手配中の本が2冊ある。すでに記載した「反にち種ぞく主義」(お隣の本の翻訳版)と「日米戦争を策謀したのは誰だ!...」(林 千勝 著)。
前者はお隣の嘘を暴く内容、後者は先日記事にした世界をコントロールしていると思われる人がテーマ。
さて今回のタイトル「京都ぎらい」は家内が見るようにと推奨したテレビ番組録画品(つい先日 タイトルは失念)の本版。井上章一著(朝日新聞出版)。
今読んでいる最中ゆえ、テレビでの内容と本の途中までの紹介となる。この差別を知らなかったので実に面白い。
結論的には洛中の人は洛外の人を蔑視(言い過ぎでもなさそう)しているということ。宇治、嵯峨、亀岡、城陽などの地名が出てくる。
嵯峨以外は京都市内ではないので、論外といえそうだが、例えば宇治の人が「京都生まれ」と言ってはいけない雰囲気がある。
中華思想と同じに見える。C国に近いほどハイレベルで離れるに従って低俗になる。この論法で日本はお隣より低俗となる。これがお隣の思想(日本蔑視)の基盤となっている。
今、京都の山のグループに所属しているが、洛中・洛外の差別に気付いてはいない。案外言葉の何気ないところで、そういう差別があったかもしれないが気付いていない。
京都に住んでいないものにとってはどうでもいいことだが、本のタイトルにあるように洛外(嵯峨)に住んでいた著者が「京都ぎらい」の本を出版するくらいゆえ相当な仕打ちに会っている。詳しくは本に記載。
同じ論法で「大阪ぎらい」「奈良ぎらい」「東京ぎらい」があるのだろうか。「中華思想」と同類ゆえ日本には合わないと思う。京都のみの例外であることを祈る。
Posted by まめちるたろう at 04:15│Comments(0)
│本