2018年12月19日
「日本国紀」を読み終えて

2018.12.18 積んである歴史書 上段左が山川の歴史書、右が自由社の中学教科書
百田さんの「日本国紀」を読み終えた。一時期は積んであったので概ね1ヶ月強かかった。
日本歴史の通史とはいえ、ご本人のいうように力点は12章「敗戦と占領」以降でしょう。
私の印象としては淡々と記載されており、しかも抑えて記載されているというところです。
特に明治維新までは「教科書+アルファー」、明治以降はさらにアルファー、12章以降はほとんどオリジナル。
歴代の政治家の日本を守る戦い(例えば60年安保の岸元総理)は自分の命まで賭けており、どうしても今の政治家と対比したくなる。
対照的に自分の利権のみにこだわりわざわざK国に出向いた日韓議連の自民党の皆さんは正反対(K国に正論を言えない)の人たちに見えます。
読み終えた後の感想を問われたら、「マスコミの力の怖さ」「日本お得意の超法規的措置の悪さ」「お人よしの国」などであり、苛立ちを感ずる。
「マスコミの怖さ」; 強いものに迎合し、弱いものをとことん貶すという姿勢が明治以降変わっていないことに気づく。これはC国やK国の姿勢と全く同じだ。
このマスコミが世論を誘導する力を持っているから本当に怖い。マスコミにとって強いものはマッカーサーなど、弱いものは例えば、安倍勢力(マスコミは言いたい放題だが何もできない)であり、C国やK国にとって強いものはアメリカ、弱いものはまさに戦力のない日本、国内に味方(マスコミも含め)のいる日本。この状況がネットの普及で変化しつつあることのみが救い。
「超法規的措置」; テロと金銭的に解決するとか、某国の船長を釈放するとか、あとあと禍根を残すことを平気でやり、やったことを正当化する人が政界にいた、または我々が選んだ。残念ながら、歴史の教訓とならず繰り返している。
「お人よしの国」; いくつかの例があるが「河野談話」が典型的。騙されて発言し、それを利用されて自分の首を絞める。これも残念ながら、歴史の教訓とならず繰り返している。
日本人の特質に加え、WGIPの影響が大きいのでしょう。
これからの日本を考えると、依然として「検定教科書」は健在で、移民が増えてさらに「超法規的措置」「お人よしの国」が発揮され、「マスコミの世論誘導」が加わると絶望的に見えるが、「ネットの力」と「日本人の固有の考え」を信じて期待しましょう。