2018年09月17日

国民の修身 その4

国民の修身 その4
2018.9.15 おもちゃと一緒にくつろぐお犬様

渡部昇一さんの「国民の修身 高学年用」 についてです。

低学年用は年度毎になっていましたが、この高学年用は4年生から6年生分を纏めて編集しています。

一読した限りの感想を言えば、3年生版を少し長くしたというという認識でいいと思う。

例によっていくつかの項目を紹介するつもりだったが、著者が「序文に代えて」のところで私が言いたかったことを網羅されているので、その部分の抜粋ということで紹介したい。結論的には「教育勅語」は戦争を礼賛していることは断じてないということ、むしろこの訳本が世界に配布され賞賛された事実がある。
それではなぜ、GHQが廃刊に追い込んだかと言えば、左*文化人が占領軍に申し入れをしたからであった。まさに南京***、慰安*、徴用*と同じ手口であた。

さて、「序文に代えて」からいくつかの文を抜粋することで、著者の言いたかったことを推し量ってもらえたら幸いです。

国交(6年); 我らも国交の大切なことを忘れず、務めて外国の事情を知り、外国人と交際するに当たっては、常に彼我の和親を増すように心掛けましょう。
国旗(4年); 国旗はその国の印でございますから我ら日本人は日の丸の旗を大切にしなければなりません。また、礼儀を知る国民としては外国の国旗も相当に敬わなければなりません。
礼儀(5年); 外国人に対して礼儀に気をつけ、親切にするのは文明国の人の美風です。

教育勅語の特徴の一つ; 日本ではいかなる宗教、宗派とも関係がなく、万民が認める普遍的徳目を学校が教えた。一方、欧米の道徳教育は主として教会が宗教教育として実施。
道徳教育の欠如; 戦後の教育で万民が認める普遍的徳目を教える機会がなくなった。日本人という民族が大きく変わったのはここからである。

これらの教育の成果として世界にも知られた二つのお話
日露戦争時に一旦沈めたロシアの軍艦リューリック号の600名以上の乗組員を助けた上村彦之丞提督の話(博愛ー5年)
大東亜戦争のジャワ沖海戦で日本の駆逐艦「雷(いかづち)」の工藤俊作艦長が、撃沈されたイギリス艦から400名以上のイギリス軍人を救った話(リューリック号の再現)

以上が「序文に代えて」からの抜粋。

「教育勅語」を学んだ日本の軍人の行動が「南京***、慰安*、徴用*」で言われている行動と合うでしょうか。
道徳教育の欠如は身近なところでよく見聞きするのではないでしょうか。平気でウソ、ゴミ投げ捨てなどなど。
馬渕さんは将来については日本人の高い民度に期待すると言われていましたが、いまの教育で本当に期待できるのか??

引用先; 「国民の修身 高学年用」 監修ー渡部昇一 産経新聞出版

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Posted by まめちるたろう at 01:34│Comments(0)教育
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