2018年09月04日

「和の国・日本の民主主義」の読後感

「和の国・日本の民主主義」の読後感
2018.8.27  比良・森山岳周辺


これまで印象に残る人生論めいたものは武田邦彦さんの本と今回の馬渕睦夫さんの本です。ご両人ともズバリおっしゃるので敵も多いように思います。好みの問題ゆえ仕方ないです。

「和の国・日本の民主主義」を読み終えて印象に残る文言は(例によって私の解釈ミスなどはご容赦)
まず、聖徳太子の十七条憲法の第一条「和を以て貴しと為しーーーーー」です。この1400年前の一文が日本の民主主義のベースとおっしゃる。これを持つ日本が世界をリードできると言い切る。ーーー この十七条憲法はいろんな人の本に出てくる。要は日本の思想の根本をここに置くし、また、憲法改正からみの話題にもなる。

ロシア人と日本人が手を組める理由; ロシア正教は性善説ゆえ、手を組める相手だ。ーーー これはなるほどと思う。安倍さんとプーチンの関係も単に民族主義という点ではないというのが面白い。馬渕さんは北方領土問題も結構楽観視されています。トランプさんは相手に90%手の内を見せて、相手を評価し、OKなら100%さらけ出すとどこかにあったと記憶。トランプープーチンは少なくとも民族主義では合うのでしょう。

報道の自由; バーネイズの警句「大衆の意見を大衆の目に見えない形でコントロールする人々こそが真の支配者」ーー杉原千畝のピザ発行(実際は外務省の指示)、小保方晴子のSTAP細胞(ドイツやアメリカの学者が後に確認、日本潰しの一つ、武田さんの説の同じ)など

民営化された国連と紐付きNGP; 先日も記事にした相変わらずの人権委員会の日本叩きーー お金も払わずきっちり反論せよ

観光立国から移民政策; 基本は観光に頼らず自立すべきーー 対馬の危機が身近な例になる、別の国ができ、亡国に繋がる

トランプのこと; この本は大統領選の結果前に発行、著者はトランプの当選といまのトランプの位置づけを予見していたーー すごい

熊本地震のこと; 自然災害を受け入れる気持ちが日本人は強い。地鎮祭をすること自体が神のコントロールを暗に意識

オバマさんの広島訪問; アメリカと日本の関係が一歩前進、日本は要求しないが謝罪も考えられる状態になりつつある。

後半は雑くなってきたが、馬渕さんに同意できる点が多いと思った。

馬渕さんは何か事件があったときに、何故と疑問をもつ。しかもマスコミの伝えるストーリーは「報道の自由」の視点で全く信じていない。ここ最近の一連の出来事は連なっていると読み、裏の動きを推定する。古い出来事なら誰かが真相を話しているか、またはそういう動きになっていることを馬淵さんは確認して記載されている。小保方晴子さんのケースが典型的。マスコミはフォローはしないので小保方さんは嘘つき科学者のままで、共同発見者にはお咎めなしという変な結末。
トランプさんに対する予めの期待度は拍手もの、同じ時期に保守の論客がトランプさんを「妖怪」呼ばわりしていたのと対照的な見方。

なお、本の内容はDHCテレビで放映された「和の国の明日を造る」の加筆修正版とのことでした。

ーーーーーーーーーーーーーーー
昨日の記事のメール不調は送・受信可能との連絡あり、何はともあれ、よかったです。

「C国に勝つ  日本の大戦略ープーチン流現実主義が日本を救う」(北野幸伯 著)を読んでいます。面白い。詳細は追って。

同じカテゴリー()の記事画像
UFOの本など
元FBI捜査官デソーダ
宇宙にかかわる本
本を購入するが本棚に & アメリカ情報
日本の歴史
「天皇の国史」を読み始めた
同じカテゴリー()の記事
 UFOの本など (2021-10-19 03:42)
 元FBI捜査官デソーダ (2021-07-19 04:08)
 宇宙にかかわる本 (2021-03-25 04:06)
 本を購入するが本棚に & アメリカ情報 (2021-01-23 02:45)
 日本の歴史 (2020-10-03 04:39)
 「天皇の国史」を読み始めた (2020-09-27 04:56)

Posted by まめちるたろう at 03:40│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。