2016年09月23日

山行計画のこと


2016.9.21 柳谷観音 キバナコスモス群落

ひとりで行くときは「行くかもしれないコース」のマップを持って出かける。体調や気分や装備などによって、歩きながらコースを変更する。家にはもっとも有力なコースのマップを残して置き、万一の場合に備えている。

グループで行く場合はそういういい加減な計画では信頼性が薄らぐのでメインのコースとサブコースくらいは用意している。最近は事故発生も考慮し、登山届も徹底している。

通常は年間計画・半期計画で日程と行く場所は決めておき、募集時点で詳細な計画を皆さんに配布する。

計画と実際とのズレでは通常はないといっていいのだが、やはり比良のような厳しい山の場合は予想外の大幅変更ありうる。要はコースが通行不可になっていたというケースである。本来なら間近なところで下見をしておれば変更という事態はまずないでしょう。手抜きのわたしにとっては下見はつらい。

最近の事例では計画は「坊村ー白滝谷ー巡視路ー打見山ークロトノハゲー志賀」であったが、白滝谷の渡渉の橋が流され、かつ水量も多く通行不可のため、摺鉢山に登るコースに変更。加えて、クロトノハゲのコースも土砂崩れで通行不可とわかり、ロープウェイで下山。仲間に助けられてなんとか事故もなくクリアできた。

この経験は貴重な体験でした。下見の必要性、代替コースの知見、判断の重要さなどなど。

以前であればひとりでホイホイと出かけていたのだが、段々に怖さ(怪我などのトラブル)を知るようになったので、ホイホイは少なくなってきた。

このケースで大いに助かるのが会社OBの山のベテランたちの存在です。彼らがいないと新規ルート(わたしにとって)のトライはないでしょう。感謝感謝です。
  

Posted by まめちるたろう at 07:11Comments(0)