2015年07月28日

ジキタリス


2009年6月 観音峰・ジキタリス

 体調を勘案し、週1回のハイクとしている。このためパソコンと向い合う時間が長い。多くのHPを持ちながら時間がないという理由で特に「おじさんの山旅6」の更新をさぼっていたが、この機会に更新をしようということで日々パソコンとのにらめっこが続いている。

 本日はいつものように反省のお話。写真はジキタリスという花で観音峰で撮った写真。観音峰の6月はベニバナヤマシャクのシーズンで賑わう。話題はそれではなく、外来種のジキタリスのこと。
 「おじさんの山旅6」のチル写真館の更新の際、「おじさんの山旅」の写真集からの抜粋版を利用している。もともとのお気に入りの写真から更にお気に入りを選ぶという作業をしている。この選択過程で「おじさんの山旅」の記事や写真の不具合も見つけては修正もしている。水平度合、うその名前、リンク切れなど不具合は多い。

 ジキタリスについては林道などでよく出会う。このときにわたしは言う。「観音峰のジキタリスは自生ゆえ、花の先端が開いていて園芸種とは異なる。」おそらく、山友のどなたからか聞いたのであろう?。勝手にデッチ挙げたとは思いたくないので。
 今回、写真を選ぶにあたってネットでわたしの言い分の正しさ(先端が開いているのが自生種、下から開くのが園芸種)を調べた。なんと、ジキタリスそのものが自生ではなく外来種ゆえ毎年駆除活動までしているとのこと。とんでもないウソを広めていたことになる。深く反省。

 山では結構こんなことがある。「あの山は**山である」。帰宅後調べると違っている。わたしにも当てはまることだが、写真に撮っていないかぎりは大したことではない。が、ジキタリスについては観音峰がある限り、言い逃れができない、トンデモナイうそでした。
 山では花博士がいたとしても他人のミスに突っ込まないという、おとなの対応が一般的。親しい場合は「ばっかじゃない」と軽くジャブを食らう。
 いまのように余裕のあるときに日頃のうそ発見に努めたい。
  

Posted by まめちるたろう at 15:08Comments(0)カメラ