2015年10月02日

優れものフリーソフト


2015.9.21 ダイヤモンドトレイル北の一部(二上山と岩橋山)の軌跡

 図面はフリーソフトでカシミールという優れものソフトで作成したコースの断面図です。コースの距離、時間、累積標高差などを読むことができます。断面図ゆえ登り下りがわかりやすいので、これから登ろうとするときも、下山してからの振り返りでも大いに参考になると思っています。

 このカシミールとの出会いはGPSを購入した2005年です。そもそもなぜGPSを購入したのかを説明しなくてはならない。2004年までに相当数の山に行っているが、そのうち数十回は道を間違えてうろうろしている。体力があるときは挽回可能だが、体力が低下するとリカバリーも危うくなる。決定的に危なかったのは2004.2.1(40201)の冬の比良・堂満岳のひとり旅。詳細は報告に記載していますが、下りで谷に入り込んで死ぬ思いでリカバリーしたとき。恐らく2004の後半にGPSの存在を知り、2005年の2月にさっそく購入したようです。

 カシミールはひとによっていろんな使い方をされていると思います。わたしは① カシミール上でコースの通過点にポイントをつけ ② そのデータをGPSに転送し ③ 実際のコースでGPSに軌跡を残し ④ 下山後カシミール上に軌跡を残す ⑤ ケースによっては断面図や展望図(写真の景色に相当するものを作成ーー 正面の山の名前が特定できる) ⑥ 次回の山行のときはケースによっては軌跡をGPSに転送し、現場で軌跡通り歩く といった使い方です。

 最近は⑤に記載した断面図(図面のこと)もHPに記載する(150921以降)ことにした。理由は体力の低下に伴う融通のきかなさのため。体力があれば登りが何回あっても気にしなくてすむが、体力が低下すると、あと登りが何回あるかが気になってくる。段々に限界に近付いているようです。

 一方、GPS依存の弊害もある。ほとんど磁石を使用しなくなるし、いくつコブや谷を越えたかも気にしなくなる。GPSで現時点の場所がわかるので気にしなくなる。このままでは、GPSの故障や電池切れは致命的になるでしょう。

追記
この断面図からみで肝心なこと(当初予定のネタがカシミールに代わってしまった)を忘れていました。
ある山の会でこのコースが企画され実施された。わたしは当日、不具合があり翌日ひとりで敢行。帰りの電車のなかで今日のコースはきついなと思いながら帰宅。翌日、山の会の行事に参加したメンバーに恐らく相当疲れたという返事を期待しながらTEL。が、期待に反し楽だったという。よくよく聞いてみると、当初予定のコースの下り(わたしの下った道)が悪路となっていたので、断面図の半分相当で下山したとのことでした。知らないとはいえ、幸か不幸か悪路を下ってきたわけです。
  

Posted by まめちるたろう at 10:20Comments(0)パソコン