2021年05月26日
テレビウイルス感染
2021.5.23 延暦寺・東塔・鐘楼
すずぽんさんの記事のタイトルは「感染者１０００万人・新型コロナより怖いウイルス」。どんなウイルスだろうと思って見たら、テレビウイルスだった。
テレビウイルス感染者の特徴は「１００％テレビ情報が真実でネット情報は嘘」と確信していること。これは当然のことだ、なぜならテレビが「ネット情報は嘘」と言っているから、１００％信者にとっては、ズバリそうなのだ。
アメリカの大統領選が好例になる。マスコミは不正があったとは断じて言わない。なぜなら、それが社の方針だからだ。その方針が表に出ても全く気にしていない、怖くない。追求するのは共和党だけで他のマスコミや民主党は無視していつかは国民から忘れられる。
ところが今回はどうもそうではなさそうだ。GAFA Mでのアカウント削除も含めやりすぎた。しかも、おそらく、圧倒的にトランプさんが勝っていたことを国民自身が知っていたので、今、裏で実施されていること、いずれ、トランプさんが返り咲くことも知っている。よって、今は見守っているだけ。５０％はいるだろう。
対照的なのは我が日本。アメリカでいずれどんでん返しが来ることも９９％の人は認識していない。しかも、アメリカ大統領選でトランプ応援側のコメンテーターも認識派というわけのわからん派を作ってお互い慰め合っている。この派にも属さず、バイデン勝利前提で、沈黙しているコメンテーターも数人はいる。
今、日本でトランプトランプと騒いでいるのは、宇宙の出来事を知っている人とそのシンパ、トランプさんでなければというファンとそのシンパくらいでしょう。ネットで見る限りではせいぜい１０万人、隠れシンパも認めて１００万としても１％くらいがいいところ。これが日本だ。
マスクのしていない割合もそんなもんでしょう。
すずぽんさんは１０００万人のテレビウイルス感染者といったが、テレビの視聴率を勘案するとそうなるのかな。あと新聞・週刊誌ウイルス感染者もいるでしょう。彼らは緊急放送があったとしても信じないほどの重症患者のはず。戦後の教育の成果ゆえ、本当にすごい教育だったと感心する。
当然ながら、我々は「ネットウイルス感染者」と言われれば、そうだと答えるだろう。但し、彼らと違って、自分の意志で意図的に「ネットウイルス感染者」になったことが徹底的に違う。なぜなら、我々にはいくつかの選択肢があった。もちろんそのひとつは「テレビウイルス感染者」であることはいうまでもない。