2013年03月27日

比叡山の古道

 2012年1月の古い写真ー延暦寺・法華総持院東塔

 山の経験もそれなりになってきたのだが、山の仲間にはいろんな人たちがいる。百名山を目指すひと、ピークハンター、都度なにか目標を決めてそれを目指すひと(たとえば、関西百名山など)、低山の魅力に取りつかれるひとなどなど。
 わたしはどうなのかと振り返ると、とりあえずは「ご近所の山のいろんな道を踏破して記録を残したい」のだろう。やはり身近な山ということで比叡山と音羽山と大文字山に重きをおいてこだわっている。もっとも、最近は膝痛の影響もあり、湖南の山である阿星山や十二坊や菩提寺山あたりにも色気をだしうろうろしていたのだが。
 はなしを元に戻そう。先日比叡山でガイドしていてKさんと知り合いになった。Kさんも比叡山は詳しいので話し込んでいて一冊の本の紹介を受けた。武覚超さんの「比叡山三塔諸堂沿革史」という本。Kさんよりお借りしてざっと読んだ。古道の説明が多く、また、延暦寺のことも結構詳しく記載されている。大いに気に入りさっそく発行所の叡山学院に出向き購入できた。
 もともと比叡山の本は2冊持っていた。「比叡山を歩く」-峰順一著ー山と渓谷社、「比叡山1000年の道を歩く」-竹内康之著ーナカニシヤ出版の2冊。いずれもお世話になっている本である。
 比叡山でまだまだ行けていないところがあり、三冊目の本を入手したことを契機にさらに、うろうろしたいという欲求がでてきた。本当に楽しくなってきました。やはり山はいいです。でも、音羽山や大文字山については古道についての本はなさそうです。比叡山は延暦寺があるから別格なのでしょう。
 追記; 「比叡山三塔諸堂沿革史」の本をネットで購入しようとしたが調べた範囲ではamazon含めて取り扱いはしていませんでした。たまたま発行所の叡山学院の近くに住んでいたから容易に入手できました。また、野洲市と大津市の図書館には貸し出しは不可でしたが、保管されていました。大津市の図書館は利用していましたので、この本の存在に気づかなかったのは大いに反省しています。
  

Posted by まめちるたろう at 17:45Comments(0)