2022年06月22日

ウォーキングの面白さ


2022.6.1 明日香ー石舞台

本ブログでは桜ウォーキングを4月に紹介した。

5−6月は花鑑賞ウォーク(ハルリンドウ、ササユリ)、街道ウォーク(北国脇往還、朝鮮人街道)、奈良歴史ウォーク(飛鳥、佐保・佐紀路)など下見ウォークも含め実施した。感想をいくつか言いたいと思う。

花鑑賞ウォーク; キンラン鑑賞ウォークは雨天中止となったが、ハルリンドウとササユリは実施。花鑑賞が目的ゆえ、ゆったりウォークであり、街道ウォークや奈良ウォークと対照的。ササユリウォークは「みなくち子どもの森」で実施したが、レイカディア大学のクラスの人と偶然出会いびっくりした。ここのササユリは育成させたササユリとのことだが、多くのササユリと出会えたので大いに満足できた。

街道ウォーク; 本番を終えたのは北国脇往還であり、朝鮮人街道は2回目の下見をやっと終えたところ。それぞれ現在の国道365号線や県道2号線沿いの道だ。北国脇往還は中山道と北国街道(関ヶ原と木之本)のショートカットルートに相当する。宿場もあり、街道の雰囲気はある。一方の朝鮮人街道は野洲から鳥居本の間だが、おそらくほとんど田圃道だったのでしょう、街道の雰囲気はない。宿場もない。このため、休憩施設もないと言っていい。街道歩きの面白さは現在の道との対比にある。山の道も賢いルートを選んでいると感心するが、街道も同じことが言えそうだ。

奈良歴史ウォーク; 歴史遺産めぐりゆえ面白い。一方で、有名な歴史遺産にはいろんな設備(休憩・トイレ)が整っているが、マイナーな遺産には付帯設備が整っておらず、ひたすら歩くだけで休憩もできない場面もある。もちろん、寺や神社の参拝を組み込めば問題なさそうだ。計画する人の腕の発揮どころだろう。

ウォーキングの良さ; 車で通過するだけではわからない発見があることだろう。川の綺麗さ、お地蔵さん、常夜灯、昔の人の脚力の脱帽、里の花・樹木の花、などなどゆったり歩きゆえに見えるものがある。

ガイド役の面白さ; 通常はガイド本が一つのたたき台になる。実際のそのコースを歩き、交通量による危険度判定、休憩場所の有無、単調な歩きの回避策、などなど思いながら歩く。この神社は立ち寄ってもいいなとか、このコンビニで水分補給もいいなとか、色々考える。
  

Posted by まめちるたろう at 08:27Comments(0)ウオーキング