某新聞の誤報と虚報

まめちるたろう

2018年04月20日 04:47


2018.4.16 武庫川渓谷(知人の撮影分)

ある雑誌(Hanada 2018−4発行)のセレクション(別冊と同じ?)で某新聞の誤報と虚報をまとめた記事があった。この雑誌の発行のそもそもの発端は某新聞のモリカケ報道につき「戦後最大級の報道犯罪」として小川榮太郎さんが本を出版したことに対し、小川さんと出版社を訴え5000万円訴訟となったこと。

以下、記事(某新聞の誤報と虚報)の抜粋

1950.9.27の記事; レッドパージの状況下で日本共産党幹部と会見ーー虚偽と判明、社告で謝罪
1959.12.14の記事; 「北朝鮮は地上の楽園」として「北朝鮮帰国事業」が開始、その後、脱北者が地獄と報告したが、報道しない自由を駆使して「帰国事業」を継続。他新聞は止める。

1970.4.22の記事; 広岡社長(当時)が中国訪問を終え文化大革命を高く評価、その後1980.11.17の記事で文化大革命を否定するも、以前の高評価に言及せず。ーー記憶では広岡さんはC国で亡くなった。
1971.8−12月の記事; 本田勝一の「中国の旅」を連載、中国側の用意した証人の話だけで確認取材なし、日本軍の残虐非道を紹介ーー南京大虐*、彼の本がC国の日本貶め証拠品として紹介、私はうそとわかって10冊くらいの本田本を廃棄、某新聞と決別。また、彼は学歴詐称のいい加減な人。

1971.9.27の記事; 編集局長が北朝鮮訪問、金日成の言葉をそのまま報道、拉致問題が明るみになっても北朝鮮擁護
1972.2.10の記事; C国共産党の権力闘争で林彪が亡命途中で死亡するも失脚後も健在と報道

1982.6.26の記事; 教科書検定で「侵略」を「進出」などと書き換えさせたと報道、誤報とわかった後もうやむやーーK国やC国で日本が反省していない証拠として今も通用、悪質ゆえ明日の記事で再度取り上げます。
1982.9.2の記事; 済州島で韓国人女性を強制連行という吉田清治証言を記事、その後嘘とわかるが放置

1984.10.31の記事; 旧日本軍の毒ガス戦の証拠写真、誤報とわかるが「毒ガスではなかったではなく、場所が違った」とはぐらかすーー日本軍を悪者にしたい
1989.4.20の記事; アザミサンゴのKYの傷、カメラマンが付けたと判明した、謝罪記事ご社長は辞任ーー 自分のやったことなのに、日本人はとんでもないことをすると言いたかったようです。

1991.8.11の記事; 元慰安婦の記事掲載、2014.12.23に視点のずれた事実誤認の謝罪記事ーー 正式な謝罪はなく、海外では慰安婦ネタはそのまま、杉田さんなどが海外で教宣活動しているが、C国やK国の宣伝が優っているので慰安婦像は増加傾向。
2005.1.12の記事; NHK「慰安婦」番組改変、安部さんら幹部に圧力、2005.9.30圧力なしとわかり社長が記事の不十分さは認めるも謝罪なし

2005.4.7の記事; 「戦艦大和の最期」(フィクション)にある手首切りを史実のように記載ーー日本軍は残虐としたい
2014.5.20の記事; 福島第一原発事故の調査報告書「吉田調書」を入手、震災4日後に所長の命令無視して9割逃げたと報じた。9.11木村社長(当時)誤報を認め謝罪。この間、門田隆将さんが誤報(週刊ポストにて)と批判するが、逆に謝罪を要求される。ーー 海外にも伝わったニュースであり、吉田さんは死に切れなかったと思う。逆に誰に残ってもらうかという究極の選択をした様子は門田さんの書籍で報告。K国では乗組員を捨てて助かった船長(セウオル号)と同列の扱いです。某新聞の罪は重いです。

なお、慰安婦問題については、正論・特別増刊(2014ー12発行)も参照しましたが、まだ目下勉強中ゆえ上記記載もラフです。また、この冊子には某新聞の虚報、誤報(追加分もあり)もまとめて記載されています。超有名でいつも引用されるのが、南京大虐*、慰安婦、サンゴ、吉田調書、毒ガスの5つくらいでしょう。ーー この雑誌は数ヶ月前に購入していたが、読むのが辛い記事ゆえ放置していたが今回を機会に読破予定。

この某新聞が惜しげもなくつぎつぎにモリカケなどの新ネタを披露している張本人です。つぎのネタは何でしょうか。小川さんなどを被告とする初公判が4月11日に終わり、次回は6月です。どのように展開するかも楽しみです。小川さん同様とんでもない新聞と思う。


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