丘陵を行く

まめちるたろう

2019年12月05日 03:30


2019.11.30 沖縄・大石林山・龍神岩(岩の先端部)

先日、奈良の矢田丘陵に行ってきた。

今回の話題は丘について。海外の人は日本の山をばかにするらしい。「山ではない、あれは丘だ」と言って。
それは仕方のない事です。規模が違うのだから。

日本では丘と山の違いの定義はないらしい。強いていうなら、通称が通用するらしい。

京都には双ヶ丘116mと船岡山111mがある。要は標高関係なしの典型的事例。
矢田丘陵(奈良)の中に矢田山340mと松尾山315mがある。

滋賀で丘陵と言えば、ネットでは瀬田丘陵のみが出てくるが、米原あたりには横山丘陵が存在する。

さて、話題にしたいのは私は結構丘陵が好きという事。

発端は何かといえば、例えば一つの低い山がある。通常は独立峰はあまりなくて、何かの方向に連なっている。これを行くのがお手軽(低いゆえに)で楽しい。楽しいという意味は必ずしも踏み込まれた道が繋がっておらず、一部ブッシュとか踏み跡が弱いケースがあり、この場合は行きがいがある。

横山丘陵の場合も途中でわけのわからない道を行かねばならない。わかりやすく言い換えると観光地と観光地を繋ぐ部分が踏み跡が弱い。観光地では標識が完璧だが、繋ぐ部分は標識はなく踏み跡も弱い。特に梅雨明け時は踏み跡も埋まっている。

但し、GPSがないと私の場合は無理。自分のレベルはよくわかっているので無理はしません。

矢田丘陵は都会の丘陵ゆえ踏み跡は完璧ゆえ何の不安もない。むしろ標識のない道がありすぎるのでどの道を選ぶかが難しい。ここでもGPS依存。

加齢に伴い、1000mクラスの山の縦走は不安になってくる。この点からして300m前後の標高の山は最適だ。

希望ヶ丘に北稜とか北峰、南稜とか南峰がある。むしろ希望ヶ丘丘陵と言った方がぴったしかもしれない。この丘陵の樹木に名札をつけていけば最高の天然教室になる。花にもつけてほしいが、採取されるなどの被害を考えると実質難しいだろう。名札付けのボランティアなら勉強(今更なんだ?)になるし、やりたいなと思う。

丘陵に絡んだ思いつくままの話題でした。本当に丘陵が好きです。
ここで紹介した丘陵や山は「おじさんの山旅」シリーズで紹介しています。


関連記事