GPSのこと その2

まめちるたろう

2017年05月17日 07:38


2017.5.17 GPS軌跡のモデル

写真はある山行の実際の軌跡、1-4-5が本来のコース、ロストコースは1-2-3 でした。

わたしはこのコースが初めてですが、案内してもらう立場ゆえ、この写真の範囲では5のP544のみマーキングしていた。

1の地点で2の方向に進んだのでおかしいと気付いた。なぜならP544の方向に進んでいなかったから。でも自信があるわけではない。1-2-4-5のコースはありうる。というのは1-2は緩斜面、1-4は急斜面ゆえ、2-4とトラバースはありうるから。

周りの皆さんもわたしの指摘は無視?の意向ゆえ従う。どんどんP544から遠ざかるのでおかしいと思っていたが、ついにリーダーは3でストップ。間違いに気づき、1に戻り4に向かう。

以上が前回の記事のフォローでした。今回のケースではコースが急斜面ゆえ1はまさに要注意ポイントになるでしょう。

次にわたしのミスの事例。場所は違うが今回とほとんど同じこと。この写真で説明するとリーダーの行きたい(実績)コースは1-2-4-5。わたしは初めてゆえ1-4-5と思っていたので2に向かう時点でコースが間違っていませんかと指摘。返答は合っているとのこと。実際に1-2-4-5でした。無理にこの写真で説明したので幾分違和感がありますが、こんなところでしょう。

以上のことから、ヤマレコなどの活用で実際の軌跡を大いに参考にすべき。軌跡の事例がないときは1-4-5にポイントを置き(尾根芯)、進むことが一般的でしょう。激下りのときは現地で1-2-4-5の選択はありうるでしょう。捕まる木があるかぎりは1-4-5に進むでしょう。

わたしがひとりで初めてのコースに行くときはポイントのみで進めるくらいポイントの個数を増やします。地図読みでできるコンパスのみ(記入していないと思うがポイント相当部分で方向を決めるはず)で山歩きできる人の場合も一緒でしょう---縮尺の小さい大きなマップ持参のはず。



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