女系天皇を考える
2020.8.30 茂木さんの番組から借用
茂木さんがいい記事を出されていたので紹介したいと思う。河野太郎さんに歴史を勉強せよという叱責でもある。
茂木さんは予備校の世界史の先生だが、面白い講義で人気があるらしい。私はネットで茂木さんを知り、「超日本史」という本を読み終えている。内容の一部はすでに紹介している。遺伝子情報から日本人がどこから来たかを説明していてまさにこの部分を紹介した。要は半島から来たわけではないということ。北からだったと記憶。彼らが祖先であり、アイヌはずっと後に出てくる。
茂木さんは神谷さんとか松田さんの番組でゲスト出演されていて世界のなかの日本という視点で日本を紹介されている。
さて本題に戻って、茂木さんは河野発言を聞き、どこに問題があるかを事実を踏まえて指摘しています。要は2000年以上維持してきた伝統を壊していいのか、日本人の団結力はまさに伝統をを維持してきたところに源がある、理解。
伝統で引き合いに出しているのが延暦寺の「不滅の法灯」、最澄が延暦寺を作ってから延々と続いている。危ないからと言って夜消灯したら「不滅の法灯」はない。伝統の重みがわかる。
先日、この河野太郎発言を取り上げた時も伝統を壊すという視点で批判した。伝統の重みという言葉は戦後教育からは出てこないはず。なぜならGHQは宮家の解体初め伝統を壊すことに注力してきたから。
歴史を勉強し直すことでしか、伝統の重みという言葉が出てこないというのは寂しいが、日本人の良さは歴史を勉強しなおさない(自虐教育の否定)とわからない。良さがわかれば自ずと伝統を維持する重要性がわかってくると信ずる。
河野発言を否定する記事が多く出ているが、やはり茂木さんの記事が最も適切と思い引用した。
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これに関連して二つの記事(男系天皇の維持)を紹介する。一つは男系を維持してきた経緯、今一つはY染色体の強さゆえに男系を維持(歴史の重み)、いずれも竹田恒泰さんの説明。女性天皇や女性宮家は結局は女系天皇を招くことになり、その時点で伝統は崩れる(Y染色体が途絶える)ことになる。
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