日本人の強さと弱さ
2020.3.23 坂本の早咲き桜
昨日の記事を書きながらつくづく思った。K-1を開催できるのも日本、開催を止めることができなかったのも日本。
前者はまさに世界がコロナで戦々恐々としているのに、日本は死亡者も少なく、一見ゆったりしているように見える。これがK-1の強行実施の背景にある。でも「ゆったり」は担当者に不眠不休の努力、知事のタイムリーな判断、国民の感染防止努力などがあって可能なもの。
一方、K-1の実施を止めることができなかったのは、単純に政治力のなさの典型的事例だろう。本当に重要度を認識していたら金額交渉で解決できていたはず。これができないところが本当に弱い。緊急事態云々ではないということなのか。いずれ結果が出るが、もし、感染者が極端に増加すれば誰が責任を取るのか。
ネットではK-1主催者の無神経さを非難する声が勝っているが、断じてそうではないだろう。緊急事態ー金銭解決はできたはずだ。ここは金を使って抑えるところでしょう。
さて、昨日の地域別の感染者推移のグラフは面白かった。結局は活用されている知事は有能な知事で、理解できない知事(検査邁進知事が代表)は無能な知事でしょう。もっとも、知事の要請で不利益があれば金銭解決という側面はあったかもしれない。今回は無難な自粛要請だったようだが。
知事が全てを把握できると思えないので結局は有能な部下を持っているかどうか、逆に言えば、上の人が信頼できる部下を任命していたかどうかゆえ、結局は知事の能力次第だろう。コロナのおかげで知事の能力評価ができます。
とにかく大阪は有能な知事でよかった。北海道は部下が有能らしい。愛知と新潟はまだ検査に拘っているのかな??
対照的に情けない長も健在。毅然としとけと叫びたい。ポッポさんは平然としてますよ。
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