菅山寺のケヤキ
2016.11.26 菅山寺のケヤキ
写真は去年、会社OBのハイクで行った菅山寺のもの。
本日の読売新聞に右のケヤキが折れているのが3日に分かったと記載されていた。
枯れは進行していたのでいつかは折れるとわかっていたが、風の所為でしょうか折れてしまったようです。
巨樹を意識したのは2006年の芦生に頻繁に行っていたころでしょう。栃、ミズナラ、杉など多くの巨樹に出会い、山のすばらしさを再認識したものです。その後、2007年には草川さんの書いた「巨樹の誘惑」という本を購入し、それをもとにいくつかの場所に観察に行きました。
そのひとつが2008年の秋に出会った菅山寺のケヤキです。門の両側に大きなケヤキがありそのつり合いの良さにも感心したものです。結果的には4回訪れています。2015年から周回コースで老人大学OB、山のグループ、会社OBとガイドと3回ガイドしています。
さて、先に紹介したように巨樹との出会いが2006年ゆえ、概ね10年は経過していることになります。
従って、何本かの巨樹は倒れたり、枯れたりしています。百里ヶ岳・根来坂のブナ(枯れていた)、駒ヶ岳のブナ(枯れていた)、芦生の櫃倉谷のミズナラ(倒れる)、綿向山の夫婦松(枯れている)くらいが記憶に残っている。
山の記録を開始したのが1996年ゆえ、もう20年が経っている。経験年数のみはりっぱなもの。いずれ巨樹と同様枯れて倒れる運命にある。枯れるのは何年後でしょうか。
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