廃村めぐりの懐かしさ
2022.3.10 弘川ーザゼンソウ
YouTubeで閲覧していると、急に廃村の記事が出てくる。私の関心事を知っているがのごとく登場する。
今日見たのは、福井県の永谷の廃村と京都の廃村八丁だ。
永谷には行ったことはない。が、行き先表示として何回も見たように記憶している。芦生原生林の野田畑峠から北に行けば永谷に行く。住まいからして福井側の登山口から行くことはまずない。通常は滋賀県側、京都側からだろう。野田畑峠は三国峠の西への稜線上にある峠であり、結構な頻度で出かけていた。巨木や綺麗な谷、山野草があるところだ。永谷の標識の写真は見つけることはできなかったが、野田畑峠の写真はあった。その後入山規制などで行けていない。
廃村八丁は数回の実績がある。つい2018年にも実績がある。紅葉の綺麗なところであり、かつ巨木との出会いもある。ここは芦生原生林の外であり、規制はない。
さて、動画のたむさんだが、以前に比叡山のホテル跡や愛宕山のケーブル駅で紹介したことがある。私の場合は出かけていた当時はさほど関心があるわけでもないが、でも山に行きにくくなった現在では思い出として非常に懐かしく思う。画面を見ていて記憶があるから本当に嬉しく思う。例えば、5年ぶりに出かけて、前の記憶を思い出して懐かしく思うのと一緒だ。
元気なら再チャレンジもあるが、残念ながらそれはまずないだろう。
これまで国道の廃道とか国鉄の廃線、今回の廃村を取り上げてきたが、以前を知らない状態での感想だ。でも消えゆく山野草とか、消えゆく登山道は従来を知っているがゆえに本当に感慨深い。特に山野草については大いに淋しい。花の群落が消えたという話や現場は何回も経験した。珍しい花情報はネットに載せないという暗黙の原則が崩れてきた時点で群落はなくなる運命にあったのだろう。
なお、メインブログは「まめじろうの活動日記」です。
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